「恵比寿文化祭2019」開催

「であう、まざる、はじまる、恵比寿」を 合い言葉に開催される恵比寿文化祭!恵比寿ガーデンプレイス、アトレ恵比寿、恵比寿ビジネスタワー、コミュニティセンターの「景丘の家」などで、あすあさって開催。

「景丘の家」では、子どもたちが運営する「いろりカフェ」が開店!

~いろりで焼いた団子、かまどで炊いたごはんで作るおにぎりなどを用意して、子どもたちが おもてなし。

恵比寿ガーデンプレイスタワー1階では、「エビスフォントをつくろう」というイベントも開催されます。文字のフォントですね。もともと、渋谷区の福祉施設から生まれたアートや文字を利用して、デザイン専門学生と共につくり上げた「シブヤフォント」というフォントがあるんですね。そんなユニークでチームと一緒に、恵比寿文化祭で「エビスオリジナルの文字」を生み出そう、ということ。

エビスクリエイターズマーケットでは、恵比寿界隈のお店や、障がいのある方の作業所など、恵比寿にゆかりのある人が出店。どんな人、どんなモノに出会えるかは、当日のお楽しみ!とのこと。

恵比寿文化祭は、あすあさっての開催。

映画 『ジョーカー』 今日 公開       

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DCコミックス最新作。

シリーズ最強の悪にしてカリスマ、ジョーカー。彼はどのようにして誕生したのか。ウェブサイトにはこんな文字が躍っています。

『本当の悪は、笑顔の中にある。』

どういうことなのでしょうか??

ゴッサムシティは今、高所得者とそうでない人達との「格差」がとてつもなく広がり、貧困層への支援は日に日に減り、力のない者たちはどんどん追い詰められていきます。

そんなゴッサムシティで母と暮らす男、アーサーもその一人。彼と母の生活は どんどん苦しいものになっていきます。

そんな日々の中でも、アーサーは,母からの『どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい』という教えを胸にコメディアンを目指して日々、ピエロのメイクをして大道芸人として働いています。

人々に笑いと楽しさを。そのためには自分も笑顔でいないと。アーサーはどんな状況でも"笑い"を忘れません。

そんなある日、アーサーは、同じアパートに住むソフィーと出会い恋心を抱きます。ドン底の日々に光がともり、なんとか辛い現実から這い上がろうとするアーサー。

しかし、力を持つものからの圧力、そして、悪くなる一方の日常は、容赦なくアーサーの心を刺していきます。人々の笑顔を願っていた、優しいはずのアーサーは少しずつ、しかし、確実に変化していきます。

そんな映画 『ジョーカー』。 

アーサーを演じた主演のホアキン・フェニックスからコメントが届きました。様々な感情を抱えるこのアーサーという役をどのように演じたのでしょうか?そして、どんな風にこの作品を観てほしいと感じているのでしょうか?

彼に共感することもあってとても複雑だった。共感できると思ったら、その後、実に不快なことをやる。彼に抱いた感情は一つではなく難しいプロセスでした。撮影中はずっと自分の価値観が試されていました。そして、それこそ観に来たお客さんが抱く感情であってほしいです。

観た人がそれぞれ違う反応をしているんです。同情する人もいるし、彼の動機を理解する人もいる。僕はその両方の感情が正しいと思います。この映画に対する見方は無数にあると思います。

観に来た人は自分なりの解釈をすることを委ねられています。典型的な映画体験とは違い、映画に入り込むことが求められます。僕は感情を押し付けたくないし、見方を決めたくもありません。とても主観的な体験で、それこそこの映画の価値だと思います。

本来は母親思いの心優しい男、アーサー。

しかし、彼は一転、クレイジーな悪党に。そして、のちにバットマン最大の敵になるまでに悪の道へ落ちていってしまいます。彼の変化はいったい、誰のせいなのか、、、     

人の心の闇が映し出されている この作品。その闇の理由はどこにあるのか??ぜひ劇場で、アーサーの心の動きを感じてください。