「青山パン祭り」 あすあさって開催

「アルティザン・ベーカリー」=表現者としてのパン屋さんがつどう、青山パン祭り。青山の国連大学前広場で開催されます。

2日間で、のべ80店のパン屋さんが出店しますが、それぞれのお店がシグネチャーブレッド...つまり、毎日焼くパンの中から、特に思いが強いものをシグネチャーブレッドとして紹介します。

たとえば、「ちょっとリッチな高原の朝食」をコンセプトに、伊豆高原のパン職人が焼く フロマージュパン専門店「Marble Coco.」は、チーズ好きには夢のようなパンを提供。チーズの多さが全体に対して70%を占めているそう!

創業32年の「エンゼル」。その看板パンは、5年の歳月をかけて作られた「絹食パン」~ふっくらもちもち、毎日食べても飽きないパン、なんだそうです。

こんな企画もあります。想いを食すパンと題して、青山パン祭りが選んだパン職人さんのパンを、職人さんからのお手紙を添えて数量限定で販売。お手紙つき!こちらには、以前、THE HIDDEN STORYでご紹介した鳥取県の「タルマリー」、群馬県の「発酵所」、石川県の「ニオール」などが参加予定です。

青山パン祭りは、あすあさってと 国連大学前広場で開催。

映画 RBG 最強の85才』  今日 公開 

まるでヒーロー!まるでロックスター!!まるでアイドル!!!

アメリカで、絶大な人気を誇っている人物がいます。名前は、ルース・ベイダー・ギンズバーグ。誕生日を迎えられて、現在86才。

アメリカで最高齢、そして、女性の最高裁判事として今なお、現役で活躍しています。そんなルース・ベイダー・ギンズバーグさんのドキュメンタリーが公開となります。この作品、今年のアカデミー賞で【長編ドキュメンタリー賞】と【歌曲賞】にノミネートされたことでも大きな話題となりました。ルース・ベイダー・ギンズバーグさん。どんな方なのかというと、ニューヨークのブルックリン出身。女性が法律を学ぶこと自体が稀だった1950年代にロースクールに通い、首席で卒業。しかし、法律事務所に 就職できませんでした。

その理由は、、、女性だから。

数々の女性差別を経験してきたルースさんは女性やマイノリティーの人権にまつわる様々な裁判に関わりはじめ、弁護士として、歴史的な裁判で勝訴。そして、今よりもっと差別が色濃く残る1993年に女性として史上2人目となる最高裁判事に指名され、男子大学の女性排除や、男女の賃金差、投票法の撤廃など、多くの問題に立ち向かってきました。作品のなかでは、妻として、母として、そして、働く女性として生きてきた彼女の姿が映し出されています。そんな映画『RBG 最強の85才』。ルースさんの活躍はもちろんですが、この映画のもうひとつの見どころを宣伝ご担当、ファインフィルムズの山本尚美さんが教えてくれました。

ギンズバーグさん自身もとても優秀な方なのですが、マーティンという20代前半で結婚した旦那さんがいて、彼も一流の弁護士なんです。でも、彼はそういったことを鼻にもかけずルース・ギンズバーグさんの優秀なところを少しでも世の中の人に知ってもらおうと奔走して、彼女を最高裁の判事まで押し上げた影の功労者がその夫のマーティンさんです。そのマーティンさんとのラブストーリーというのもとても素敵に描かれていましてそういったラブストーリーも楽しみにしていただけたらと思います。

作品の予告編にも出ているんですが、 ルースさんはこんな言葉を残しています。

『幸運にも私は、人生を歩む伴侶に恵まれました。』

なんて素敵な言葉!そして、実は、ルースさんを支えたマーティンさんの功績はとても大きいんです。また、ルース・ベイダー・ギンズバーグさんは『ノートリアスRBG』という愛称で親しまれていますが、これはラッパー(今は亡き)ノートリアスB.I.G(ビー・アイ・ジー)に由来していて、ノートリアスとは『悪名高い』という意味。その真相は作品の中で!

あらゆる問題に果敢に切り込んでいき、今なお、最高裁判事として現役で戦い続けているルース・ベイダー・ギンズバーグさん。ぜひ、今の日本を生きるあなたに見ていただきたい!戦う勇気、出るはずです!    

映画『RBG最強の85才』は、 今日から 公開です。