「第一回日本クラムチャウダー選手権」あす開催

あのクラムチャウダーに特化したイベントです。会場は、船橋漁港!! JR船橋駅から徒歩20分のところに、漁港があります。そこで開催されるのが、来場したみなさんの投票で日本一のクラムチャウダーを選ぶ、クラムチャウダー選手権!クラムチャウダーに使われる貝は、アサリもありますが、アメリカではホンビノスガイを使うことが多いんですね。そして、そのホンビノスガイの日本有数の漁獲量を誇るのが、船橋漁港。そこで、このホンビノスガイを使って、千葉県および東京都墨田区の飲食店13店が創意あふれるクラムチャウダーを作り、カップ1杯200円から400円で提供します。

たとえば、船橋の酒場「フナバシ屋」は、小松菜を使った 緑色のクラムチャウダー!フレンチ料理の「貝殻亭 清祥庵」はクリームベースのニューイングランドスタイル。ほかにも、トマトベースの「マンハッタン風」、透き通ったコンソメスタイルの「ロードアイランド風」というものもあります。「日本クラムチャウダー選手権」は明日、船橋漁港で午前9時から正午までの開催。アクセス方法についてなど、より詳しくは、クラムチャウダー選手権のfacebookページをご確認ください。

映画 『女王陛下のお気に入り』 きょう 公開     

今年のアカデミー賞で、最多の、9部門 10ノミネート!歴史に残る人物を登場させつつ、ストーリーはオリジナル。洋画版 大奥 とも言える作品です。『女王陛下のお気に入り』

出演は、今年のゴールデングローブ賞 ミュージカル/コメディ部門で主演女優賞を受賞し、アカデミー賞でも注目を集めているオリヴィア・コールマン。アカデミー賞受賞経験を持つレイチェル・ワイズ。そして、『ラ・ラ・ランド』で、オスカー!主演女優賞に輝いたエマ・ストーン。素晴らしい女優たちが集まりました!

時は18世紀、初頭。

オリヴィア・コールマン演じる イギリスのアン女王は幼馴染であり、女官長であるレディ・サラに 意のままに操られていました。(レイチェル・ワイズが演じています)つまり、レディ・サラがアン女王と通してイングランドという国自体を操っているということ。レディ・サラはその絶大な権力をもって、イングランドの宮廷に君臨していたのです。

そんなある日、サラのいとこを名乗る、アビゲイルが宮廷にやってきます。(エマ・ストーン演じています)アビゲイルは上流階級から没落し、生活に困っていたためサラに頼み込んで 召使いとして雇われることになります。アビゲイルは、その仕事ぶりで、少しずつ信用を勝ち取っていき、召使から侍女へ昇格。そして、女王の心も掴んでいきます。すると、次第に、アン女王とレディ・サラの関係に変化が。3人の女性が、それぞれに抱えている たくらみ。その結末はどうなるのか??そんな映画『女王陛下のお気に入り』。注目のポイント を宣伝ご担当、メゾンの宮澤美樹さんが教えてくれました。

ヨルゴス・ランティモス監督の映画を作るときのモットーが現実を歪めるというのがテーマとしてあるようで、事実を異なる見方で追求して行って、別の角度で見せていくみたいなところを強く持っている監督のようなんですね。まさに本作においてもただの時代劇では終わっていなくて、歴史に基づいた時代劇は、誰かの人生を最初から最後までというか、どこかに視点を当ててというのが多いんですけど、本作の面白いところは3人の女性の誰にも視点を置いてない、誰のことも客観視できるし、ふとしたときに自分ごとにも思えるというか、感じてしまうところが物語を通してあってそういう監督の描くというところの意図がそういうところから私自身は感じました。

この作品、衣装デザイン賞でアカデミー賞にノミネートされているんですが時代劇でありながら監督の『古い物語に見せたくなかった』という言葉通り衣装にも工夫がされていて、18世紀当時にはなかったデニム生地や化学繊維をあえて使用した衣装になっているんです。時代物なんだけど、重くない。コメディ的な感じもあって、監督の手腕、すばらしい。3人の女性の 密かな たくらみ。そのちょっと黒--い関係に、あなたも巻き込まれてみませんか?

映画『女王陛下のお気に入り』は、きょうから 公開されます。