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先月、Appleが、「iPhone 18 Pro」と「iPhone 18 Pro Max」を発売。そして、アップル初の折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」を発表し、話題になっています。

日本では、iPhone(iOS)がスマートフォンのシェア1位でおよそ5割を占めていますが、海外ではAndroidのスマホのほうがシェアが高いケースも多いんですよね。

そこで、この時間は「世界のスマートフォン事情」と題して、2つの国・街の番組通信員の方に回線をつないで、お話を伺います。

⚫︎アメリカ・ロサンゼルス在住/手島里華さん

Q1 アメリカでのスマートフォンメーカーのシェアはどうなっていますか?

A1 8月31日に更新された2026年第2四半期(4~6月)のアメリカ市場の結果を見ると

1位 Apple 60.68%
2位 Samsung 21.97%~
5位 Google 2.65%

Q2 アメリカでも圧倒的にiPhoneが強いんですね。では、通信キャリアはどうなっていますか?

A2 3強は「Verizon」「T-Mobile」「AT&T」。
Verizonが最大、T-Mobileが全体の約3分の1となっています。
Verizonは広範囲をカバーしているので、山間部などの電波がつながりにくいと言われているエリアでも、他社と比べてつながりやすいと言われていて人気があります。

Q3 アメリカではどんな料金プランで購入するのがメジャーなのでしょうか?

A3 たとえばAT&Tではスマートフォンを36回払いにする分割プランがあります。Verizonも36回払いを実施していて、たとえば$799.99の端末なら、月々約$22となっています。これに古い端末の下取り制度もプラスされています。つまり「本体価格が$1,000だから$1,000払って買う」だけでなく、「キャリア契約+分割払い+下取りプロモーション」で端末を買うスタイルが非常に目立ちます。

Q4 学割プランもあるのでしょうか?

A4 学割ですが、存在します!

【Verizon】大学生・大学院生を対象に、対象の無制限(Unlimited)プランで月額$10~$25程度の割引を実施。

【AT&T】学生証の提示で、特定のプレミアム無制限プランが約15%~20%オフになる学割プログラムを実施。

【T-Mobile】「Student Savings」という名称で、特定プランを学生向けに割引。

Q5 少し話かわりまして、子どものスマホ使用やSNS利用について、世界で規制をかける動きが広がりつつありますが、アメリカ(LA)では?

A5 カリフォルニア州では、一部の例外を除いて、「Phone-Free School Act」という法律により、公立の学区などでは今年7月1日までに、学校で生徒のスマートフォン利用を制限または禁止する方針を策定・採用することが義務づけられました。

これは州全体で一律禁止というものではなく、各学校区に裁量が与えられています。

多くの小中学校では終日使用禁止や、施錠できる専用ポーチへの収納が義務付けられ、高校では授業中の使用を禁止しつつ昼休み等に限定的な利用を認めるケースなどがあります。もちろん緊急時や、医療上の必要性、教師や管理職の許可、個別の教育支援計画に基づく配慮などは例外とされています。

実際にうちの息子が通う高校では、朝学校に来て1時間目の授業が始まるまで/休み時間/お昼休み/放課後、この時間帯は携帯電話を利用する事が出来ますが、授業が始まると生徒たちの携帯は一切使用できなくなるというスタイルになっています。

⚫︎フィンランド・エスポー在住/遠藤悦郎さん

Q1 フィンランドのスマートフォン利用ですが、機種はどのメーカーが人気なのでしょうか?

A1 2026年9月のマーケットシェア

  • Apple 32.5%
  • Samsung 32.2%
  • Xiaomi 13%
  • OnePlus 7%

ただしこれはAppleの新製品発売直前というタイミングの情報で、その4ヶ月前の2026年5月にはAppleは 42% Samsung 24%だったり、年初には、Samsung 33% Apple 30%だったりApple iOS と Samusung の2強が合計7割を占めて拮抗していて、新機種の発売時期やセールなどもあって上下入れ替わっているという感じかと思います。

Q2 主要キャリアはどのくらいあるのでしょうか?(格安のキャリアも?)

A2 主要キャリアは3つ、Elisa、Telia Finland、DNA。格安キャリアはMoi(DNA回線使用)が有名で、その他いくつか小さなブランドがあります。フィンランドは全国比較的どのキャリアでも繋がりやすさや速度に関してはあまり大きな差はないです。格安キャリアだと、たとえば通常よりもEU域内のローミングのデータ量が少なめとか、一部サービスがないとか。

Q3 フィンランドのスマホ、料金プランは複雑ですか?

A3 今は一般の通話は本当に減っていて、だいたいデータ容量無制限の契約プランが一般的です。
月20-50ユーロくらいのものが多く、主に通信速度によって料金が違います。速度を妥協すれば安く抑えられます。WhatsApp(日本でいうLINEに相当、Metaが運営)で通話をすませば個人間ならほぼお金は余計にかかりません。データパッケージにはEUヨーロッパ域内へデータローミングが多めに(数十GB)ついているのが一般的。

Q4 学割プランもあるのでしょうか?

A4 キャリアによっては学割もありますが、限定的。
販売会社が独自に若者向け、子供向けといったプランやキャンペーンを用意していることはあります。
あとはタブレット向け、スマートウォッチ向け、IoT機器向けなど。

Q5 フィンランドでは子どものスマートフォン利用に関する規制はありますか?

A5 昨年8月から学校での携帯/スマートフォンの利用を制限する法律ができました。基本的には法律は、授業中利用は禁止。教師の許可があるときのみOKというもの。

実際の運用は自治体によってやや違い、休み時間には条件付きで利用を認めるところもあれば、休み時間もロッカーまたはカバンにしまうという決まりで違反すると終業まで没収という幅があります。

それまではかなり自由でした。授業への集中ができない子供が増え、問題になっていました。

反動で、携帯禁止が解かれた下校時にすぐ歩きスマホをする子供が激増して交通安全上の問題が懸念されるというニュースも。

下校時、子供の注意がスマホにこれまで以上に集中してしまい、事故が起きかねないという状況。

大人が運転中の操作や、歩きスマホをしないなど、お手本になることも求められています。