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「世界のサウナ事情」

きょうは、僕・GAKU-MCの旅の話もお送りしていますが、各地を旅する中で、よく行く場所があるんです。

「サウナ」です!

海外のサウナはいろいろ特徴があって面白いんですよね。

そこで、このコーナーでは、「世界のサウナ事情」と題して、2つの国の番組通信員の方に、お話を伺います。

●ドイツ・ミュンヘン在住 / 町田 文

Q1. ドイツはヨーロッパ屈指のサウナ大国と言われているんですよね? 人気の理由や背景について教えてください。

A1. ドイツでは1950年代に公共サウナ施設ができ、民衆に広まる文化となりました。背景としては、第二次世界大戦から帰還したドイツ兵がフィンランドのサウナ文化を持ち帰ったことが大きいと言われています。

ドイツではサウナに対するイメージがポジティブで、血行が良くなるとか免疫力アップなど、健康に良いという認識が根付いています。マイホームにサウナを作る人もいるほどです。私の知り合いも今、家を建てていますが、地下室にサウナを作る予定です。

Q2. 僕、GAKU-MCもドイツのサウナへ行ったことがあるんですけど、ドイツのサウナは混浴で水着着用禁止なんですよね?

A2. そうですね。基本的には混浴で、水着は禁止です。

ただ、ルールやマナーはしっかりしていて、まずサウナエリアではスマートフォンの使用は禁止されています。あと大事なのが、他の人をじろじろ見ないこと。これは暗黙の了解というか、みんなすごく自然に守っています。私もいろんなサウナへ行きましたけど、嫌な思いをしたことは一度もないです。

Q3. そのほかのドイツのサウナの特徴はありますか?

A3. タオルの使い方も日本とはちょっと違って、体を隠すためではなく、ベンチに敷いて汗が直接つかないようにするために使います。滞在時間はだいたい8分から15分くらいが目安ですね。

もし異性の目が気になるという人は、男女別の日を設けている施設もあって、例えば近所のプールだと、月曜日がレディースデー、火曜日がメンズデーというように分かれていたりします。

Q4. ドイツには、タオルで熱風を送る熱波師もいますよね?

A4. 「アウフグース」というプログラムが人気です。

これはサウナストーンにアロマ水をかけて蒸気を出し、スタッフがタオルを振って熱風を送ってくれるものです。一気に汗が出て、かなり気持ちいいですよ。

Q5. ドイツには、すごいサウナのテーマパークがあるそうですね?

A5. ミュンヘン郊外にある「テルメエルディング」は、プールとサウナが一体になった巨大なリゾートです。お隣のオーストリアからもお客さんが来るほど人気です。

私も何度か行ったことがありますけれど、本当に混むので、行くなら平日がおすすめです。サウナエリアだけでもかなり充実していて、温度も60℃くらいのマイルドなものから90℃近い本格的なものまでいろいろあります。

あと面白いのが、プールの中にバーがあって、お酒も飲めるんですよ。リゾートみたいです。

ちなみにこのサウナエリアは16歳以下は入れず、水着も禁止です。中ではバスローブを着て移動し、サウナやプールに入るときは裸になります。

●韓国·仁川(インチョン)在住の浜平 恭子さん

Q1. 韓国でもサウナは人気なんですよね?

A1. はい、韓国でもサウナはとても人気があります。

韓国のサウナ「チムジルバン」は、昔から家族や友人と過ごす憩いの場として親しまれてきました。最近は健康志向やストレス解消への関心が高まり、若い世代にも人気です。

おしゃれな施設も増え、韓国ドラマの影響で観光客にも注目されています。昔からの文化に新しい楽しみ方が加わって、今も多くの人に愛されています。

Q2. 韓国のサウナ「チムジルバン」は、施設がかなり充実しているそうですね?

A2. 韓国のサウナ施設は、サウナだけでなく、お風呂や岩盤浴、仮眠スペース、食事が楽しめるレストランなどが一つになっているのが特徴です。日本のスーパー銭湯のようなイメージですね。

一日中ゆっくり過ごせるため、家族や友人とのお出かけスポットとしても人気があります。

24時間営業のチムジルバンも多く、部屋やベッドがあるわけではありませんが、共用の仮眠スペースなどで泊まることもできます。女性専用のチムジルバンもあります。

Q3. チムジルバンにあるサウナには、どんな種類があるのでしょうか?

A3. チムジルバンには、黄土や塩、炭、ヒノキ、麦飯石、アメジストなど、素材ごとにさまざまなサウナがあります。壁や床にもその素材が使われていて、部屋ごとに温かさや香り、雰囲気が異なるのが特徴です。

黄土サウナは体をじんわり温め、ヒノキサウナは木の香りでリラックス、塩サウナは発汗を促すと人気があります。

また、部屋ごとに温度が異なるのも魅力です。低温は30~40℃ほどで、ゆっくり体を温めながらリラックスできます。中温は50~70℃前後で、じんわり汗をかきたい方に人気です。

さらに、韓国名物の高温サウナ「プルガマ」は80~100℃を超えることもあり、しっかり発汗したい人に親しまれています。サウナの後に体を冷やすアイスルームも定番です。

一つの施設でさまざまなサウナを楽しめるのが、韓国のチムジルバンならではの魅力ですね。

Q4. チムジルバンで、みなさんがよく食べるものがあるそうですね?

A4. サウナで汗を流す合間に、サウナ卵(チムジルバンや専用窯でじっくり加熱して作る卵で、日本では焼き卵や燻製卵に近いイメージ)や、シャリシャリに半分凍った甘いお米の飲み物「シッケ」を楽しむのが定番です。

館内着でくつろぎながら、おしゃべりをしたり、仮眠を取ったりして過ごします。