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さて、最近、「背徳感」をテーマにしたドリンクが話題になっていますよね。無糖やシュガーレスによる健康飲料の需要が高まる一方、一部の消費者の間では「背徳感」を感じるような、糖度を追求する志向も伸びてきていて、メーカーには、若年を中心に「ギルティ消費」を獲得したい、という狙いもあるようです。

そして、ドリンクのみならず、料理でも、あえて"ハイカロリー"なことを前面に出した「背徳グルメ」も、ここ数年、じわじわブームになっているとか。

普段はカロリーや栄養バランスを気にしながらも、時々は「チートデー」を設けて、ハイカロリーな食べ物を楽しんでいる、という方も多いのではないでしょうか??

そこで、この時間は「世界のハイカロリー料理事情」と題して、2つの国・街の番組通信員の方に、お話を伺います。

⚫︎ロサンゼルス在住 / 手島 里華さん

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Q1  アメリカといえばハイカロリーな食べ物がたくさんありますが、最近人気のハイカロリー料理は何でしょうか?

A1  最近人気が出てきたのが『スマッシュ・バーガー』です。挽肉のボールを鉄板の上で「スマッシュ(押しつぶ)」して厚みを残しつつカリカリに焼き上げます。肉の脂で揚げ焼き状態にするので、旨味のある高カロリーフードになるわけです。カリカリの部分が香ばしくて癖になる味なんですね! それぞれのハンバーガーショップのメニューのひとつにも加えているところが多いですし、そのまま『スマッシュ・バーガー』という名前のチェーン店があり、こちらも人気。

Q2  ほかにもありますか?

A2  アメリカではチキンも人気がありまして、最近、人気が集まっているのが『ホットチキン』 です。テネシー州ナッシュビル発祥ですが、現在アメリカ全土で爆発的に人気が広がっています。特徴は、鶏肉を揚げた後、ラード(豚脂)をベースにした激辛スパイスオイルの中にどっぷり漬けます。衣がたっぷりと脂を吸い込んでいて、さらにバターの効いたパンやマカロニ&チーズと一緒に食べるのが定番スタイルなのでさらにカロリーアップ!そしてアメリカは自分流にカスタマイズするのが大好きなので、とにかくたくさんトッピングします。

Q3 すごいハイカロリーなブリトーがあるとも聞きましたが・・・?

A3  ラスベガスにある『サユリタス』という、メキシコとフィリピンのフュージョン料理店では、『パックマンブリトー』と呼ばれる重さ約4kg~6kgもあるブリトーが人気です。もう具沢山!3枚の巨大なトルティーヤに、牛肉のカルニアサダ、フライドポテト、チーズ、アボカト、 ソースなどがぎっしり詰まっていて、さらに全体が大量のベーコンで巻かれて揚げられてます。カロリーは約15,000kcalに達するのではないかと言われています。

Q4  さすがにこれは大勢で分けて食べますよね・・・ハイカロリーなデザートもありますか?

A4  何といっても『The Cheesecake Factory』。 ここでは食事もいただけて、全米で「最もハイカロリーなメニューが多い」と話題になるお店です。35種類近いチーズケーキとデザートがあり、特にカロリーが高いのが『オレオ・ドリーム・エクストリーム』1ピース 約1,600~1,620 kcal。下から上まで、オレオをふんだんに使って 何層にもなっているケーキ。ここのケーキはサイズが大きく、ホイップクリームのトッピングがあるのでこのカロリーになっているとも言えます。

Q5  アメリカでは健康志向の方も増えてきている中、ハイカロリー派の方もまだまだ多いと感じますか?

A5  感じますね。店舗数を調べてみても、ハンバーガー専門ショップはロサンゼルス市内だけで約300店舗、ピザ屋は約400店舗もありますので、大人気フードと言えます。特に大谷翔平選手もお気に入りの『IN-N-OUTバーガー』はどこの店舗もドライブスルーがいつも長蛇の列。 商品を受け取るまでに最低でも20分はかかりますし、時間帯によっては店内の座席を確保できず待つこともあります。まだまだハイカロリー派が多いと感じます。

⚫︎香港在住 / ラム 恵子さん

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Q1  香港にもハイカロリーな食べ物がたくさんあるとか?

A1  香港にもハイカロリーな料理は数多く有ります。  特に印象的なのは、食事系よりも、むしろデザートや軽食に高カロリーなものが多い点です。香港は、地理的にも南ですので甘さや油分をしっかり楽しむ文化があり、「少量でも満足感が高い」ものが好まれている感じです。

Q2 では、香港のハイカロリーメニュの定番といえば・・・??

A2  代表的なものとしては、まず「香港式フレンチトースト」が挙げられます。フレンチと言う名前は付いていますが、全くフランス風でなく中華・広東風です。これは、ピーナッツバターや練乳を挟んだサンドイッチ全体を溶き卵をくぐらせてから油でしっかり揚げ、さらにトッピングとしてシロップやバターをたっぷりかけていただくもので、1皿で約900-1000kcalほどになることもある、非常にリッチな一品です。

Q3  さらにハイカロリーなものはありますか?

A3  究極のハイカロリー菓子として欠かせないのが、中秋節の月餅です。 ラード入りのしっとり生地に、更にラードと砂糖をたっぷり練り込んだ蓮の実餡が詰まっていて 1個で800kcalを超えるものも珍しくない、まさに"カロリー爆弾"のような伝統菓子です。ちょうど日本の甘い羊羹を、更に甘いソフトクッキーで包んだような食感です。

Q4  香港には、ハイカロリーお料理もありますか・・・?

A4  食事系ですと、私自身も大好きなのが「叉燒飯(チャーシューファン)」です。 蜂蜜を塗り込んだ脂の乗った厚切り叉燒をたっぷりご飯にのせ、さらに焼豚の肉汁を振りかけていただくもので、ボリュームと脂質の両面で満足感が高く、一皿で軽く1200kcalを超えることもあります。

Q5  香港では、あえてハイカロリーを売りにしているようなグルメはあるのでしょうか?

A5  特にハイカロリーそのものを売りにしているお店は多くはありませんが、 結果として高カロリーになっている、という美味しい料理が非常に多く、それが香港グルメの魅力の一つとも言えるかと思います。全体として、香港のハイカロリー料理は「濃厚さ」「香ばしさ」「甘さ」の掛け合わせによる、記憶に残る美味しさが特徴で、ついつい手が伸びてしまう魅力にあふれています。