ジョンズ・ホプキンス大学の集計によりますと、新型コロナウイルスの累計感染者数(感染が確認された数)は世界全体で4100万人、亡くなった方は113万人を超えています。また、今週、1日あたりの世界の新規感染者が40万人を突破。これは、ヨーロッパでの第2波による急増が影響しているとのこと。さて、このコーナーでは毎週、新型コロナウイルスにまつわる、各国の最新状況を伺っていますが、今朝は、南アフリカとインドの通信員の方に回線をつないで、お話をうかがいます。  

●南アフリカ・ケープタウン / 相原 純子さん。

累計感染者70万8,359人 死者1万8,741人

Q1 南アフリカは、7月ごろに感染者数がピークとなり、その後は落ち着いているようですが、現在の状況はいかがでしょうか?

A1 9/21から警戒レベルが1になり、外出も夜12時まで可能になり、街も平常通りに戻ってきています。でもマスク着用は必須で、外出先でマスクなしでは公共の建物に入ることはできません。ショッピングセンター内やスーパーマーケットなど、各ショップの入り口には殺菌スプレーが現在も設置されています。ソーシャルディスタンスの意識は薄れてきているように感じますが、ハグをしている姿は見かけません。私自身も、今月始めにレストランへ半年ぶりに出かけ、ウェイターのマスク姿が非日常的でしたが、いつもと変わりない時間の流れになんだかホッとしました。3月末からナショナルロックダウンが始まり、警戒レベルが5から1になるまでの間に、個人の感染防止意識が定着してきたように感じます。

Q2 今月、半年ぶりに国際便の運航が再開したそうですね?

A2 10/1からハイリスク国(20か国)を除き、観光やビジネス目的での入国が可能になりましたが、出発の72時間以内に実施したPCR検査の陰性証明書が必要になります。また入国してから検温で症状の疑いがあった場合は10日間の自主隔離になります。 ケープタウンの観光施設は現在全て再開し、いつでもツーリストwell come モードですが、海外からの観光客で賑やかな街に戻るまで、もう少し時間がかかりそうです。

Q3 日本企業も多数進出している南アフリカですが、 経済は厳しい状況ですよね?

A3 経済は、、厳しい状況がまだしばらく続きそうです。前大統領の汚職で数年前から経済面に陰りがでていましたが、今回の事で更に厳しい状況になっています。貧富の差が大きい国ですが、暴動などは起きていないです。逆に助け合いの輪が更に広がっているように感じます。ボランティアコミュニティを作って、タウンシップエリアへご飯を届けたり、外に特設会場を作りスープやサンドイッチを配ったりと活動する人達がこのロックダウンの間に更に増えました。また、外を歩いていて、すれ違う人が皆笑顔で"Hello!"と掛け合う一言から"頑張ろうね、乗り切ろうね"という雰囲気が伝わり、元気をもらいます^ ^。

Q4 南アフリカはこれからが夏ですが、このまま感染が落ち着いていけば、レジャーなども期待できそうですか?

A4 夏本番へ向かって気温が上がってきています。アクティビティも、ダイビングやシュノーケル、サーフィンなどマリンスポーツを楽しめる時期になりました。私も今年はフリーダイビングにトライしたいです。

●インド・ムンバイ / ハリー・チェンさんです。

累計感染者765万1,107人 死者: 11万5,914人

Q1 前回のハリーさんのレポートから1か月ちょっとですが、その後のインドの状況はいかがでしょうか?

A1 新規のケース数が先月は110万人近い数字でしたが、今は1日5万件まで減っている状況です。現在ケース数は世界2位になり1位の米国を抜くのは年内にはと言われてる。先日Modi首相も国民演説で状況はまだまだ回復まで時間がかかるので気をつけて欲しいとの要望を。やっとレストランも再開しており、通常の活発の動きがみえつつ。コーシェアリングのオフィスは現在は通常の2割までの人が来るまでに回復。ぼく印象ですが自粛ムードより一気にUNLOCK=再開再始動の動きが見受けられます。また、徐々にトラベルバブルと呼ばれる2国間の両国の行き来が加速しております。

Q2 ところで、今の時期、インドではヒンドゥー教の祝祭が行われているそうですが、やはり、人が集まって感染拡大の心配もありますよね?

A2 拡大はあると思われます。先月のガネーシャフェスティバルの時ケース数が増えました。インドの正月DIWALIは来月なので、気をつけてる国民も増えると思いますが、まだまだ慎重に行動するべきだと思います。先月はケース数が増えると酸素などが足りなくなり、大変なことになってましたが、今は一段落。

Q3 ハリーさんから見て、インドの今後の課題は?

A3 インドは 来年の2月までにはインドの人口の半分が集団免疫となる予定です。 課題としてはコロナと言うより経済的な打撃、特に失業者が、すでに日本の人口以上の1億数千万人以上です。衛生面での進歩はあり、期待できますが、今後はLONG CORONAとコロナ回復後にも元の健康に戻らない状況が続き、そのケーアと言われてます。なお、ぼくは198日の外出禁止令の後日本に帰国。明日2週間の隔離生活が終わります!フェススマスクで日本に移動。羽田でPCR検査がマイナス。なのに2週間隔離はどうかと思います。経済活動がこ隔離で世界各国で大打撃、来年には国の行き来が再開されるの切に望みます!

Q4 198日間のロックダウンを経験され、現在、日本で隔離中のハリーさんから東京のリスナーへお伝えしたいことはありますか?

A4

  1. 免疫力アップには朝の散歩、美味しい食事、ヨガを!
  2. 毎日の感謝の気持ちを家族、同僚、友達に常に伝えましょう(Because幸せになります)!
  3. Podcast Wellness Journeyを始めました、ゲストの健康と幸せについての番組、Kabiraさんもぜひ今度参加してください!