日本で、ラグビーワールドカップ2019が開催される今年。楽しみにされている方も多いんじゃないでしょうか。ラグビー強国ではラグビーはどのように親しまれているのでしょうか?ラグビーワールドカップ第一回の開催国であるニュージーランドとラグビー強国、南アフリカに電話をつないでお話を聞きます。

ニュージーランド クライストチャーチ 晝間尚子さん

Q ラグビーワールドカップの第一回目の開催国であったニュージーランド。ラグビーは多くの人に親しまれているのですか?

A ニュージーランドでラグビーは本当にあついです!

Q 観るだけでなく、プレイする競技人口も多いのですか?

A 観戦するだけじゃなく、プレイ人口が多くて定番のスポーツ。地元の高校にはラグビーチームが一つの学校に20チーム以上もある(小学校までは事情が分からないのですが、留学会社を運営していて、中学、高校ではほとんどの学校でラグビーチームがあります)

Q ではみなさん、ラグビーの試合があれば、見に行くし、市民ラグビーがさかんなんですね。

Aラグビーシーズンが始まると国中がラグビーの話題で盛り上がります。試合がある日はNZ代表オールブラックスのラグビーユニフォームを職場に来てくる人も。ラグビーの魅力を感じるなら、スタジアムで観戦するのが一番。試合が始まる前から生演奏があったり、チアリーダーのダンスがあったり。ゲームがはじまれば会場全体がすごい熱気に包まれて、ルールがよく分からなくても楽しめます。ラグビーの試合がある日は、大きなテレビが設置されているスポーツバーとか、ローカルの小さなバーでも必ず試合を見ることができます。バーが一体感に包まれるほど盛り上がって、一緒に応援していればまるでニュージーランドに昔から住んでいるような気分になります。ビールやワイン片手に、フィッシュ&チップスやピザを食べるのも醍醐味。よく試合が終わった後に生演奏が始まることがあり、そのままバーの雰囲気を楽しむのもいい

JK ニュージーランドの晝間尚子さん、ありがとうございました!ニュージーランドのみなさんが東京に来てワールドカップを楽しんでもらえることを願っています。

南アフリカ ケープタウンの相原純子さん。

Q 現地は深夜1時40分ごろなんですよね。起きていてくださり、ありがとうございます。ラグビー熱は高そうですね。

A はい。小学校から学校のスポーツとしてラグビーは入っているそうです。

Q え。小学校の体育の授業にラグビーが組み込まれている!危険じゃないですか?

A 男子校だと、特にラグビーは盛んで、クラブ活動でラグビーに参加すると一年中練習するそうです。なぜなら、ラグビーとクリケットは南アの国技。南アのクラブチームのラグビーの試合も人気ですし、公式の試合となったら、ナショナルチームのユニフォームを着て南アの旗を持って、ビール片手に大声援という、どこの国も共通のスタイルですね。また南アの国民はバーベキューが大好きな国民性なので、南アではバーベキューのことをこちらの言葉でブライというのですが、皆で集まってブライをしながら、ビール片手に大声援。というのが南アのスタイルですかね。

JK. 南アフリカ ケープタウン 相原純子さん、ありがとうございました。