先週亡くなったキューバのフィデル・カストロ元議長。ひとつの時代が終わりましたね。そして彼のトレードマークといえば顔の大部分をおおったヒゲでした。英語でフェイシャル・ヘアというヒゲ。あの国での「フェイシャル・ヘア事情」についてはいったいどうなのでしょうか。今朝も二つの国、二つの都市にコネクトします。

「ひげはポピュラーですか」

スペイン セビリア 加藤由香里さん

「おしゃれとしてポピュラーです」

ドバイ 金子 家暢さん

「ヒゲを生やすのは常識です」

スペイン セビリア 加藤由香里さん

Q サッカー選手ではたしかにポピュラーですね?

A  スペインリーガのサッカー選手でイケメンと言われるピケ(バルセロナ)、セルヒオ・ラモス(リアル・マドリード)などはその髭の変化や手入れも注目されています。メッシもコパ・アメリカから伸ばし始めて今も髭があるまま、ネイマールも髪や髭のスタイルや色を替えて注目されています。

Q それは流行があるのですか

去年くらいはヒップスターという都会的なヒッピースタイルみたいな髭が流行っていて、もみあげからあごひげまで長く伸ばす人が多くいましたが、今年はそれよりは短いスタイルが流行で、特に"3日目の髭"という少し伸びたくらいの髭が魅力的で洗練されていると言われて人気です。以前ヒップスターの長いひげを蓄えていたサッカー選手たちも今はほとんどこの短い髭です。

Q 女性の目線、というのはどうなのでしょうか

女性のほとんど少し髭がある方が好むようで、今の流行の短い髭のスタイルに替えた有名人などがセクシーともてはやされています。

UAE ドバイ 金子 家暢さん

Q 宗教的にもヒゲはある種「必須」のものでしょうか。

A当地で「ひげ」は重要でみな立派なひげを蓄えている

・ひげの手入れは欠かせない

・ひげのボリュームによって意味合いがある。

→全くない場合は男性同士で付き合っていると取られかねない

→ボーボーの人は宗教に敬虔な方