二子玉川ライズで人気!蔦屋家電&DIYファクトリーに注目。

東急田園都市線、二子玉川駅に直結している「二子玉川ライズ」。7月「二子玉川エクセルホテル東急」の開業をもってついにその全貌が明らかになりました。  

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今年2015年にオープンした施設について、そのコンセプトを東急電鉄 二子玉川ライズ推進部の菊池歩美さんに教えていただきました。    

「オープンネイバーズ、というコンセプトを定めています。どんな人にも開かれていて、訪れた人誰もがそれぞれの楽しみを見つけて充実した時間を過ごせる場所、ということで計画を進めてきました。自分ひとりではなくて、仲間とか家族とか、自分以外の人と一緒に触れるとか、体験するとか、体感できるようなことを通じて豊かな時間を過ごしていただきたいということでお店を選んでおりまして。例えば、DIYファクトリーというお店がございまして、こちらのお店では並んでいる工具の多くを実際に手にして試すことができます」

20150828hidden02.jpgDIYファクトリーは、大阪から東京へ初出店。リアルにDIYを体験できるお店、ということで、この日も小学生の女の子が、お母さんと一緒に ワークショップに参加していました。店長の泉佳代子さんにお話をうかがいました。

「いまちょうどやっているのはスパイスラックをつくるワークショップですね。時間予約していただくワークショップと随時参加していただくワークショップの2種類にわかれていまして、これは2時間で調味料なんかを収納する木工用のラックづくりになります。実際に作っていただいて、2時間くらいで完成して持ち帰りいただけるので、達成感があるということで喜びの声をいただいていますね。電動工具なんてお家でなかなか使わないと思うので使い方の説明をしたりだとか、実際に釘をうったりとか、のこぎりで切ったりとか実際に体験していただいています。お店の先生もいますし、クリエイターさんがお伝えするような授業もあります」

ワークショップは、木工だけではありません。

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「あとは溶接、火花を散らしてアイアンを溶接、くっつけるような体験もしていますので、実際ネームプレートを作って、ポストの上に立てかけたりとか壁掛けにしていただいたりとか。実際に火花を散らしてアイアンをくっつけていただくんです。ヘルメットをかぶっていただいて、バチバチっと。実際なかなか体験できないので、人気メニューですね。DIYの魅力はやっぱり作る喜びですよね。既製品を買うのではなくて、作り上げる喜び、達成感を感じていただきたいです。自分で作ると、モノに愛着が出たりとか、また、作る経緯ってなかなか知る機会がないので、お勉強にもなりますし」

二子玉川ライズにこの春オープンした「蔦屋家電」も大きな注目を集めています。蔦屋家電の阪井宏行さんにお店を案内していただきました。 

「今いる場所が蔦屋家電のメインのエントランスになっていまして、こちらエントランスを入っていただくとまず左手に歯車のアートが置いてあります。表の玄関で歯車のアートでお迎えしている理由は実は、この館のテーマがアート&テクノロジーなんです。歯車というのは大昔のテクノロジーですけども、こちらをアートにしたものをメインエントランスの横に置いて表現しています。で、店内に入っていただきますと本の風景が見えてきます。蔦屋家電は、すべて入り口から入っても家電が置いてあるということはなく、本やそれ以外のもので構成されています。本のなかの世界感を通じて生活提案をしてまいりましたので、その世界感の先に家電がある、という構成にしております」

店内は、「フォト」、「モバイル」、「ビューティ」など、ジャンルごとに本の売り場があり、そして、その先に家電が置かれています。

「この本棚の先にいきますと、食の家電の売り場が広がっております。こちらの食の家電の売り場は、五感で楽しむ売り場ということになっておりますので、コンシェルジュと話しながら、さらに触りながら家電を紹介する、という売り場になっております。特に大きなPOPも貼ってあるわけではありませんので、どちらかというと、脇に置いてある本とかが参考になっていて、イメージを想起するようになっております。食ですといま、BRUNOというホットプレートも人気があります。ほんとにあつあつのものが食卓にひとつあるだけで食卓がかわってきますので、こういった商品が人気になっております」

「触れる」。「体験する」。そうしたことができる場所を提案している二子玉川ライズ。屋上には、こんなHidden Storyが。東急電鉄 二子玉川ライズ推進部の菊池歩美さんに教えていただきました。

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「中でも特徴的なのは、ここのルーフガーデンのなかでもめだかの池と呼ばれるところで、実際にこの池にはめだかが放してあって、この地域に住んでいる昆虫ですとかが住みやすいように計画しておりまして、まわりにしげっている植物についてもこのあたりの植物を植えたりとか。ちょうどあっちが多摩川で、二子玉川ライズをはさんで向こう側が国分寺崖線になっていまして、その生態系をつなぐ役割をルーフガーデンが担っております。こうやって池を見て散歩してやすらいでいただくのと、看板などでこのあたりにはどういう鳥が来るのかなというようなことを見ていただいたり、エコミュージアムというコンセプトで作っています」

二子玉川ライズは、自然をいかしながら、都市の魅力を届けます。DIYを体験することも、世界の英智が詰まった本の数々と 最新のテクノロジーを一緒に感じることも、多摩川の生態系を間近で見ることもできる街。五感で楽しむことができる 新しい街が誕生しました。