FIFAワールドカップ2026のグループステージで、日本代表SAMURAI BLUEが対戦する国の料理を、ジョン・カビラが実際にお店へ足を運び味わう企画「対戦国を食べ尽くせ!」。
今回、日本が対戦するオランダ、チュニジア、スウェーデン、それぞれの料理を提供するお店を訪ねました。以前、2018年ロシア大会ではポーランド料理を求めて宇都宮まで遠征したこともありましたが、今回は幸いにも3カ国とも都内で取材が実現。それぞれの国の文化や人柄にも触れられる、楽しい取材となりました。
日本の初戦の相手はオランダ。愛称は「オラニエ」で、オレンジを意味します。ユニフォームカラーも鮮やかなオレンジです。

FIFAランキングは2026年4月時点で7位。日本は18位です。前回のワールドカップでは準々決勝で優勝国アルゼンチンと対戦し、2-2のままPK戦にもつれ込む激闘を演じました。間違いなく実力を備えた強豪国です。
国分寺で見つけたオランダ
今回訪れたのは、国分寺にある「Lighthouse」。
六本木ヒルズから約1時間。中央線の車体カラーもオレンジということで、まるでオランダの先制攻撃を受けているような気分で向かいました。
迎えてくださったのは、オランダ系イギリス人のオーナー、ハナ・スカルファーさんです。
ハナさんは兄とともに店を探し、「人が集まるコミュニティを作りたい」という思いからこの場所を選んだそうです。英語レッスンの場としても活用しながら、以前は居酒屋だった店舗を、ヨーロッパやオランダの雰囲気を感じられる空間へと生まれ変わらせました。

店名の「Lighthouse」には2つの意味があります。
ひとつは、海に囲まれたオランダに数多く存在する灯台への親しみ。もうひとつは、どんな海況でも灯台が安全な場所への道しるべとなるように、「安心して集まれる場所」でありたいという願いです。
実際に店内には、日本語、英語、時にはオランダ語も飛び交い、多様な人々が集まる温かなコミュニティが育まれています。音楽ライブやスポーツイベントなども積極的に開催しているそうです。
オランダ料理をいただきます
この日いただいたのは、オランダミートボールとスープ。さらにメニューを見ると、「Dutch Tuesday Food Menu」の文字が。毎週火曜日には、通常メニューに加えてオランダのスペシャル料理を提供しているそうです。
そしてこの日はちょうど火曜日。
特別メニューとして登場したのは、燻製ニシンのオープンサンド。

トーストの上にクリームチーズを塗り、野菜やピクルスを添えたオランダらしい一品です。

バゲットの上に燻製ニシン、ピクルス、ケイパー、ブロッコリースプラウト、紫玉ねぎを彩り豊かに盛り付けた一品です。オランダ国旗をあしらった演出も印象的でした。
実際に試食してみると、燻製ニシンのスモーキーな香りとクリームチーズの優しい味わい、さらに香ばしいバゲットの食感が絶妙な組み合わせ。ピクルスが加わることで味に変化が生まれ、最後まで飽きずに楽しめる一品でした。
正直、ニシン特有の香りを少し警戒していましたが、燻製によって旨味が引き出され、魚臭さはほとんど感じません。オランダ、見事な試合の立ち上がりです。
続いて登場したのは「オランダミートボール」。

見た目は小さなコロッケ。可愛らしいサイズですが、こちらもオランダの定番メニューです。
オランダ大使館からも依頼される人気メニュー
「オランダミートボール」は、過去にオランダ大使館のパーティーでケータリングとして提供されたこともあるそうです。
その際に用意した数はなんと2,000個。
しかも、わずか1時間で完売したという人気ぶりでした。
ライトハウスの実力がうかがえるエピソードです。
JK:来たよー。いやいやいやいや、優しいですね。舌がやけどするから気をつけろって。
優しいこの対応困るな。マスタードの上に鎮座していたミートボールを行きましょうね。うん、優しい。これも味ですね。そんなにスパイシーではないですね。
スッと。何か今また抜きをされたような感じですね。ドリブルで。いや、もう1個行くしかないでしょう!!
国際色豊かなコミュニティ
取材で印象的だったのは料理だけではありません。
夕方6時頃になると、外国人留学生をはじめ、多くの若いお客さんが来店。店内のおよそ7〜8割が外国の方という、とても国際的な雰囲気でした。
「いろいろな国の人が交流できるコミュニティを作りたい」
そんなハナ・スカルファーさんの思いが、実際に形になっていることを感じます。
また、午後2時から5時までは英語教室も開催しているとのこと。興味のある方は、お店の公式ウェブサイトで営業時間やアクセス情報をご確認ください。
なお、取材ではオランダのビールもいただきました。こちらもとても美味しかったです。
ワールドカップ対戦国を食べ尽くせ! オランダ編。
国分寺のオランダ料理店&バー「LIGHTHOUSE-TOKYO」をご紹介しました。
ハナ・スカルファーさん、お店の皆さん、ありがとうございました。