今日は、俳優・若葉 竜也さんのPLAY IT LOUD

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おはようございます、若葉竜也です。

僕がいまリスナーの皆さんとシェアしたい曲はBob Dylanの「Mr. Tambourine Man」です。この曲は幼少期の時に兄の当時付き合った彼女がすごく洋楽とかが好きな方で、その方からいろんな曲を教えてもらったりとかしてて、その中にあった曲でして、日本語の歌詞とかも教えて・・・和訳っていうかそういうものも教えてもらってすごく共鳴した部分があって、いまだに大人になってもずっと聞いてる曲ですね。日々退屈だったりとか寂しいとか、そういう感情が常にあるタイプの人間なんで、なんかそれにおいて「もう誰か自分をどっかに連れてってくれ」みたいな気持ちにすごく共鳴したんですよね。それがなんかいまだに助けてくれてるって感じですね。

仕事に行く前に車の中で聞いてることが多いですかね。やっぱ自分にプレッシャーがかかった時とか、そういう時に聞いてることが多いですね。では聞いてください、Bob Dylanで「Mr. Tambourine Man」。

俳優・若葉 竜也さんに選んでいただいたナンバーは、 Bob Dylan、1965年発表の楽曲 「 Mr. Tambourine Man 」。バンド「The Byrds」がカヴァーしたバージョンが有名ですが、こちらがオリジナルです。若葉さん、「幼少期にこの曲に出会って共鳴した」とおっしゃっていましたね。

Hey Mr.Tambourine Man, play a song for me

なぁ、ミスター・タンブリンマン、1曲聴かせてくれよ

I'm not sleepy and there is no place I'm going to

まだ眠くないし、行く場所もないんだ

Hey Mr. Tambourine Man, play a song for me

なぁ、ミスター・タンブリンマン、1曲聴かせてくれよ

In the jingle jangle mornin' I'll come followin' you

その音が響き渡る朝、お前についていくよ

この歌詞に、幼き、若葉少年はグッと心を掴まれたんですね。素敵な選曲ありがとうございます。では、若葉 竜也さん、近況も教えてください。

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さて、私、若葉竜也ですが、きょう公開の映画「ペナルティループ」に出演しています。"ループもの"なんです。史上最悪のループっていうものがテーマになっていまして、その中に自分の恋人を殺された男が復讐を繰り返すという話なんですけど、その作品性の中に、やっぱり人間の根源だったりとか、原始的な人間の生き物としての考え方だったりっていうものがすごく増幅されていますので「これは何を見せられたんだ?」という体験をしたい方はぜひ観に来てください。これだけ娯楽が溢れててどんどん説明的でわかりやすくてファストなものが増えている中で、ほんとに極力そういう言葉に頼るっていうことを排除した作品になってるので、賛否はすごく分かれると思うんですけど、自分が賛か否か(笑)知って欲しいですね。映画「ペナルティループ」はきょう公開です、ぜひご覧ください。以上、若葉竜也でした。

若葉さんが演じる岩森淳は、最愛の恋人である唯を素性不明の男・溝口に殺されてしまいます。大きな喪失感を抱えながら、岩森は自らの手で犯人に復讐を実行。しかし、翌朝目が覚めると、周囲の様子は昨日のまま・・・殺めたはずの溝口も生きている・・・。このループはいったいなんなのか?そして、史上最悪のループから抜け出すことはできるのか?映画「ペナルティループ」はきょう公開です。ぜひ、チェックしてください!