今日は、俳優・窪塚 俊介さんの"PLAY IT LOUD"。
おはようございます、窪塚俊介です。僕がいまリスナーの皆さんとシェアしたい曲は、Stingの「Shape Of My Heart」です。この曲は車の中で自分のプレイリストに入っている1つで、名曲中の名曲というか「レオン」を観ればこの曲を思い出すし、この曲聞けば「レオン」を思い出すしっていう、もう卵と鶏みたいなぐらい切ないメロディーラインでStingの声、ギターの音、でたまにラップとかだったりも、そういうのにもすごく合うというか、やっぱりもう音というかトラックが持ってる力がもう凄すぎて、自分がもしラップをやってたらちょっと乗せたくなっちゃうだろうなっていうトラックだったりもするし。まぁStingがやっぱ一番いいですけどね。
では聞いてください、Stingで「Shape Of My Heart」。
俳優・窪塚 俊介さんに選んでいただいたナンバーは、Sting 「 Shape Of My Heart 」。 1993年リリース、5枚目のアルバム「Ten Summoner's Tales」に収録、翌年1994年公開の映画「レオン」では、エンディングテーマとして使われました。やっぱり、このギターのフレーズは印象的ですよね~。窪塚さんもコメントされていましたが、これまでに数々のミュージシャンたちによってカヴァー、 サンプリングされてきました。なかでも、スティング本人が参加して話題となったのが、2002年にCraig Davidがリリースした「Rise & Fall feat. Sting」。このヴァージョンも素晴らしいですよね。 「ラップが出来たら乗せたくなる」と言っていた窪塚さん、わかります!素敵な選曲、ありがとうございます。では、窪塚 俊介さん、近況も教えてください。

さて、僕、窪塚俊介ですが、現在公開中の映画「未帰還の友に」に出演しています。この作品は、太宰治先生原作の短編小説「未帰還の友に」、同名の短編小説があって、まぁ僕は太宰治先生の役というか、「先生」という役をやらせていただいてるんですけれど、主軸となるのは戦争に引き裂かれる男女の青春の話で、そこがなんとも戦争を背景にしていることによって浮き彫りになる、切なく辛い稲妻のような恋の話で胸がきゅっとなる、ぜひ見てもらいたい作品です。やっぱりこういうものをだんだん戦争の記憶っていうのが抜け落ちていく中で、僕たちは残せる仕事に携わっているので、ある意味義務であり使命でありっていうのは、きっと多くの役者さんがそう思ってると思うんですけど、そういういろんな角度から伝えて行けたらなっていうのはすごく思いました。映画「未帰還の友に」は現在公開中です、ぜひご覧ください。
以上、窪塚俊介でした。
没後75年、太宰治の隠れた名作「未帰還の友に」が初映画化されました。窪塚さん演じる小説家の先生を慕う学生たち。そのうちの1人、鶴田は常連の居酒屋の娘・マサ子と恋仲に。だが戦地への出征が決まった鶴田は苦しみながらも彼女との別れを決心し、先生にそのことを告げる・・・。そして時代は戦争の泥沼の中で、多くの若者たちの犠牲を強いていく。映画「未帰還の友に」、現在公開中です。ぜひ、チェックしてください。