今日は、ラジオDJ・ナレーター秀島 史香さんの"PLAY IT LOUD"。

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おはようございます、秀島史香です。カビラさーん、ご無沙汰しております!お声はいろいろなところで拝聴しておりますが。

私がいまリスナーの皆さんとシェアしたい曲はRumerの「P.F. Sloan」という曲です。とにかくこの方の歌声がわたくし大好きで、誰がこんな素晴らしい曲を書いたのかなぁと調べてみたらアメリカのソングライターJimmy Webb、1970年のソロデビューアルバムに最初にお目見えしたということなんですが、この間のゴールデンウィークに茅ヶ崎の実家に帰った時に父のレコードコレクションというのをいつも漁るというのがお決まりなんですが、その中にこのJimmy Webbが書いた曲というのがいろいろとあったんですね。自分が生まれる前に親が何を聞いていたのかなと知ることも楽しいですし、その名曲が今の自分にすごく最近染みるようになってきたなぁと感じるのが面白いなぁなんて思っています。

まさに時を超える名曲というのは、このように歌い継がれて、聞き継がれていくものなのかなぁと思って、今朝一緒にシェアしていきたいと思っております。それでは聴いてください、Rumerで「P.F.Sloan」。

秀島さーん、こちらこそご無沙汰してま~す!秀島 史香さんに選んでいただいたナンバーは、パキスタン出身、イギリスのシンガーソングライターRumer、2012年の楽曲 「P.F. Sloan 」。 秀島さんも解説してくださっていましたが、この曲「P.F. Sloan」のオリジナルは、 アメリカのシンガーソングライターJimmy Webbが 1970年にリリースした楽曲です。さらにこの楽曲のタイトル「P.F. Sloan」ですが、1960年代に活躍したニューヨーク出身のシンガーソングライターの名前なんですね。そのP.F. Sloan、日本では「From A Distance」(邦題:孤独の世界)という曲が1969年にヒットしましたが、本国、アメリカではレコード会社との契約上の問題などもありヒットに恵まれず、すでに、忘れ去られた存在になっていました。それを嘆き、復活を祈ってJimmy Webbが書いたのがこの曲だったのです。

「ノーノー その歌は歌わないでくれ それはP.F Sloanの歌だから ずっとP.F Sloanを探してたけど 誰も彼の行き先を知らない彼の歌を聞いたことさえない 彼は飛んでいってしまった」

という歌詞が印象的です。素敵な選曲、ありがとうございます。 では、秀島 史香さん、近況も教えてください。

さて、わたくし秀島史香、2冊目の本をこのたび書き上げました。

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本のタイトルが「なぜか聞きたくなる人の話し方」といいます。前作の本から5年経ちましたが、いろいろなものが変わってきてると思います。そんな中で今私が考えていること、そしてコミュニケーションに悩んでいる方に「大丈夫、そんなに難しく考えなくてもいいと思いますよ。」という内容になったと思います。例えば句読点の句点、丸を多めに打ってみるですとか、話と話の間には余白を作って相手の反応を待ってみるであったり、細かく色々と習慣として、工夫として、今すぐできるというコツを33個書いてみました。

ラジオ愛が余りすぎまして()、ちょっとした"ラジオ読本"みたいな形にもなってると思いますが(笑)「なぜか聞きたくなる人の話し方」、朝日新聞出版から発売中です。ちょっと気になるという方は、書店などでお手に取ってみてください。秀島史香でした。

秀島さん、ご案内ありがとうございます。今、資料を拝見しているんですが・・・「"耳だけ"で楽しめるように試行錯誤してきた、ラジオ制作の現場ならではの"伝える工夫"は、日常のコミュニケーションにも役立つヒントにあふれています。そんな、ラジオDJ、ラジオ現場の"秘伝のレシピ"を、あますところなく盛り込んだ一冊です。」と書かれています。

お仕事で、日常生活で、活用できるワザがたくさん書かれているということで、「なぜか聞きたくなる人の話し方」、ぜひとも、お手に取ってみてください。