今日は、俳優・タレント、ユースケ・サンタマリアさんの"PLAY IT LOUD"。

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Nobody Knows!おはようございます、ユースケ・サンタマリアです。

僕が今リスナーの皆さんとシェアしたい曲はAimee Mannの「Wise Up」という曲ですね。これね、「マグノリア」っていう、今から20年ぐらい前の映画なんですけど、まぁ群像劇なんですけど、LAにね、いろんなところにいる、いろんな事情を抱えた人たちの、全然関わりがあったりなかったりする人たちの24時間を描いた映画なんですけど、この「Wise Up」っていう曲が最後のクライマックスの一番良いところでかかるんですよ。そこでなんとその、いろんなやるせない夜を過ごした人たちが映し出されてその人たちがこの曲を一緒に歌うんですね。そのシーンがものすごい良くて、たまに見返す映画です。この曲、この時間にかける曲調ではありません、はっきり言って。聞いたら眠くなるような曲でもあります(笑)だからほんとは寝る前にね、一日を振り返って、特に嫌なことがあった夜、あーなんかなぁっていう時に、まぁでも俺だけじゃねーよな、こんなやるせない夜を過ごしているのはっていう気持ちで聞いてもらえると心が穏やかになると思います。では聞いてください、Aimee Mann、「Wise Up」。

ユースケ・サンタマリアさんに選んでいただいたナンバーは、1999年公開の映画「マグノリア」のサウンドトラックから、Aimee Mann 「 Wise Up 」。いやいやユースケさん、この時間に聞いたっていいじゃないですか~心が落ち着きます。 映画「マグノリア」は監督・脚本を務めたポール・トーマス・アンダーソンが、エイミー・マンの楽曲に着想を得て制作された作品。ユースケさんも語ってくださいましたが、終盤、登場する9人が、この「Wise Up」の歌詞の一部をリレーのように歌い継いでいくというシーンが印象的です。そして、ラストは衝撃的なシーンがあるんですが、ご覧になったことがない方は、ぜひ、ご自身の目で・・・素敵な選曲、ありがとうございます!では、ユースケ・サンタマリアさん、近況も教えてください!

私ユースケ・サンタマリアですけれども、12月6日からですね、パルコ劇場で上演される音楽劇「海王星」という舞台に出演いたします。

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寺山修司さんが書いた未上演の、要は今まで誰も一回もやったこともない舞台を今回初演ということで、これ音楽劇ということで、なんとですねあの「ドレスコーズ」の志磨くんがですね、寺山さんが勝手に書いた歌詞というか、まぁ文章みたいなもんに、素晴らしいメロディをつけてくれまして、そしてかつですね、その演奏をですね、毎回ドレスコーズがうしろにいて生演奏するという贅沢な舞台になっております。で、僕ももちろん歌います。ただ、うまく歌えてるかどうかってのは全く保証はできませんけれども、ただ俺のハートはみなさんに伝わると思いますよ。とにかくどんな話か、まぁ簡単にいうとイケメンの息子に嫁を寝とられた親父っていうのが僕の役どころなんですけども、こうカオスもあり、でも、お客さんを置いてけぼりにすりゃいいっていう、そういう舞台でもなく、しっかり芯の通ったわかりやすいストーリもあるし、でもめくるめく世界も展開されるしなかなか近年ない、面白い、すごい舞台になってると思いますから、音楽劇「海王星」、パルコ劇場で12月6日から上演いたします。ぜひともいらっしゃってください。ユースケ・サンタマリアでした、ありがとうございました。

音楽劇「海王星」、ユースケさん演じる彌平の息子・猛夫を演じるのは山田裕貴さん、父の婚約者・魔子を演じるのは松雪泰子さん。出港しない船上ホテルを舞台に繰り広げられる、父と息子と父の婚約者の甘く哀しい祝祭劇。音楽劇「海王星」12月6日からパルコ劇場で上演です。劇場にお越しの際は感染防止対策にご協力ください。