今日は、俳優・仲村トオルさんの"PLAY IT LOUD"

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おはようございます、仲村トオルです。僕がいまリスナーの皆さんとシェアしたい曲はサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」です。この曲はですね、自分がナレーションを担当している「土曜名馬座」という番組で、201回目だったと思いますけど、使わせていただいた曲で。まぁ久しぶりに聞いてとても感動して、で、うちに帰って歌詞をチェックしてみたら、まさにだなぁと思って。自分の足で自分の道を歩いてきた気持ちではいたけど、きっとたくさんの誰かにかけてもらった橋を渡ってきたんだろうなーって。それからしょっちゅう聞いてます。スマホでも聞いているし車の中でも聞いてるし、家でも聞いてるって感じですけど、ほんとに素晴らしい曲だなと思います。では聞いてください、サイモン&ガーファンクルで「明日に架ける橋」。

俳優・仲村トオルさんに選んでいただいたナンバーは、Simon & Garfunkel、1970年の楽曲「Bridge Over Troubled Water」・・・邦題「明日に架ける橋」。いつ聞いても素晴らしい、名曲ですよね。(などコメントを・・・)ご自身がナレーションを担当されている番組が200回...ということは週1の番組ですから、ほぼ4年。「4年やってきたか」という想いと共に、この曲が心に響いたんですね。 

君が生きるのに疲れて ちっぽけな存在に思えて涙がこぼれそうなとき僕がそれを拭い去ってあげる 僕は君の味方 つらい時が来て友達が見つからないときも 激流にかかる橋のように 僕がこの身を捧げようほんとに素晴らしい歌詞です・・・ 素敵な選曲、ありがとうございます。では、仲村トオルさん、近況も教えてください。

さて、僕、仲村トオルですが、きょう公開の映画「愛のまなざしを」に出演しています。亡くなった妻にとらわれ、夜ごと精神安定剤を服用する精神科医・貴志を僕が演じています。その貴志のもとにモラハラの恋人に連れてこられた患者としてやってきた綾子という女性と出会います。恋人との関係に疲弊し、肉親の愛にも飢えていた彼女は、僕が演じる貴志の寄り添った診察に救われたことで貴志に愛を求める。しかし、2人の育くむ愛は、決して幸せな展開をするわけではない・・・というようなストーリーなんですが、この「愛のまなざしを」という映画には共感できる登場人物というのは誰にとってもほとんど出てこないと思うんですけど、でも誰の心にもあるその大きさ小ささ個人差あると思いますけど、ちょっと「ほの暗いところ」に多くの人が共感はできないけど共鳴してしまうんじゃないかって僕は思うんですけど。、それを感じたい方はぜひ映画館という「暗闇」に来て観て下さると良い時間を過ごせると思います。映画「愛のまなざしを」はきょう公開です。ぜひご覧ください、以上、仲村トオルでした。

ご案内ありがとうございます。仲村トオルさん演じる精神科医・貴志に愛を求める綾子を演じるのは、杉野希妃さん。そのほか、斎藤工さん、中村ゆりさん、片桐はいりさんなど、実力派の俳優陣が脇を固めます。これまでも強烈な自我を持つ女性を軸に、狂気ともいえる愛を描いてきた鬼才・万田邦敏監督による"愛憎サスペンス"、映画「愛のまなざしを」はきょう公開です。劇場にお越しの際は感染防止対策にご協力ください。仲村トオルさん、素敵な選曲・コメントありがとうございました。