今日は、俳優・古川 琴音さんのPLAY IT LOUD

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おはようございます、古川琴音です。私がいまリスナーの皆さんとシェアしたい曲はCarole Kingの「Beautiful」です。この曲はですね、私にとってはちょっと自信をくれる曲だなぁというふうに思っていて、曲の最後に「You're Beautiful」って何回も言うところがあるんですけど、そこがすごく好きで。まぁ直訳すると「あなたは美しい」なんですけど、「あなたはきっと大丈夫だよ」って言ってもらえているような気分になるんですよね。で、「You're beautiful as you feel」っていう歌詞がすごくまたそれも好きで、「あなたが思うようにあなたは美しいよ」っていう歌詞なんですけど、すごい優しい歌詞に感じたんですよね。なのでなんとなく憂鬱だったりとか、何もないけど何か元気が出ないっていう時に、ちょっと顔を上げさせてくれるような、そんな曲だなぁと思ったので、とても好きで聴いています。では聴いてください、Carole Kingで「Beautiful」。

俳優・古川 琴音さんに選んでいただいたナンバーは、Carole King 「 Beautiful 」。1971年発表の名盤「 Tapestry 」収録のナンバーです。この曲で元気をもらっているという古川さん、たしかに背中を押してくれる素敵な曲ですよね。古川さんがコメントされていたラストの歌詞ですが・・・

You've got to get up every morning with a smile on your face

And show the world all the love in your heart

毎朝笑顔で起きて心の中の愛を残らず世界に示すのよ

Then people gonna treat you better

そしたらみんなもあなたにもっと優しくしてくれるはず

You're gonna find, yes, you will That

気付くわよ、ええ、きっと自分は美しいって

you're beautiful You're beautiful You're beautiful as you feel

素敵だってあなたの思う通り自分は素晴らしいって

素敵な選曲、ありがとうございます。では、古川 琴音さん、近況も教えてください。

さて、私、古川琴音ですが、きょうから公開の短編映画「春」に出演しています。

この作品は、祖父の家に居候する美大生のアミが主人公なんですが、大人になるのアミとは正反対に、どんどんボケていき、こども返りをするおじいさんですが、やがて2人の感受性が重なります。認知症の祖父と2人暮らしをする美大生の1年間の物語となっております。私はその映画の中で、アミを演じさせていただいているんですが、その私が演じるアミという役は自分の軸を探していて、やりたいことと、それに本当に向き合うことの怖さと、その両方の感情の間で揺れ動いているような、葛藤をしているような役になっています。将来に向けて一歩を踏み出す勇気っていうのをもらえる作品になってると思います。見ていただけたらとてもうれしいです。短編映画「春」はきょうから公開です、ぜひご覧ください以上、古川琴音でした。

短編映画「春」は、京都国際映画祭2018 クリエイターズ・ファクトリーほか9つの映画祭でグランプリを受賞した作品なんですね。

美大生のアミと、認知症がすすむ祖父・・・まったく噛み合わない2人の関係は、一年の時を経てどう変わっていくのか、短編映画「春」は、本日公開です。劇場にお越しの際は感染防止対策にご協力ください。古川 さん、素敵な選曲・コメントありがとうございました。