今日は、アメリカのバンドOneRepublicのフロントマン、Ryan Tedderの"PLAY IT LOUD"。

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ワン・リパブリックのリードシンガー、ライアン・テダーです。Tame Impalaの「Let it Happen」、これが僕がいま一番好きな曲なんだけど、テーム・インパラは、カリフォルニアのコーチェラ・フェスティバルで見て、めちゃくちゃ好きになったんだ。「Let it Happen」はラジオでよくかかる曲ではないし、ヒットチャートのトップ40に入る曲ではないだろうね。でもインディーズの分野やフェスでは大人気の曲。インディーズの曲がどのようにしてヒットするのか、僕ははっきり答えられないんだけど。でも、クールな気持ちにさせてくれるというか、自分の気持ちにドンピシャにくるものがあるんだよね。生活のBGMにピッタリくるというか、ランニングに駆け出すとき、食事に出かけるとき、パーティに行くときの気分にピッタリだったり。この「Let it Happen」のメロディーには何か引き付けられるんだ。Tame Impalaのボーカルはオーストラリア人なんだけれど、彼の声、メロディー、ドラムのビート、ベースライン、すべてに夢中なんだ。

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バンド、OneRepublicのフロントマン、Ryan Tedderさんに 選んでいただいたナンバーは、Tame Impala「 Let It Happen 」。これはクセになるサウンドですね~。テーム・インパラは、オーストラリア・パース出身、5人組のバンドです。音楽メディアで 非常に評価が高くイギリスのNME、アメリカのPitchforkなどでは、年間ベストアルバムの上位に食い込むほど 注目されています。たしかに、ライアン・テダーさんがおっしゃっていたように、メジャーアーティストではないものの、コアな音楽ファンには、しっかり届いているんですね。

Let It Happen」は、昨年発表のアルバム『Currents』 に収録 8分近くある曲ですので、続きはぜひ、アルバムで・・・。

さて、Ryan Tedderさん、現在、OneRepublicのニューアルバムを制作中とのことですが、どんなアルバムになりそうか、教えて下さい!

今、作っているアルバムは寄せ集めのプレイリストのようなもの。今、1つのスタイルの音楽だけを聴くという人は少なくて、雑食でいろんなスタイルの曲を聴くことが多いんだから、僕らのアルバムもいろんなジャンルの曲を寄せ集めたものになるね。僕自身、作る曲の振れ幅が大きくて、1つだけに絞ることはできないからね。シングル「Wherever I go」は、最初にメロディーが浮かんだんだ。北欧のアーティストの曲が好きで、北欧のメロディーの形が好きなんだ。その影響はいろんなところに出ていると思う。昔のジャミロクワイっぽいところもあるし、コーラスはマイク・スノウみたいだし。これも北欧のアーティストだね。最終的には"ワン・リパブリック"のものになっていると思うけど、僕らのメロディフェッチ度が出ていて、アルバムの中で一番変わった曲で分かりづらい曲。そのほかの曲は分かりやすいと思う。あと、高音で歌っているところが夏向きかな。僕らはアーティストとして新しいことに常に挑戦していこうと思っているんだ。

OneRepublicのニューアルバムは、秋以降のリリース予定とのこと。楽しみにしてます!