今日は、THE BAWDIESのボーカル・ベース、ROYさんの"PLAY IT LOUD"。

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おはようございます、THE BAWDIESのROYです!僕がいま、リスナーのみなさんとシェアしたい曲は、DEATHの「Keep On Knocking」です。ま、このDEATHというアーティストなんですけど、実は70年代の初期のデトロイトで活動していた黒人の3人兄弟のバンドであると。ただ黒人3人でソウル・ミュージックではなくてパンクバンドをやるというのが珍しかったので、たぶん当時、このDEATHしかいなかったと思うんですね。そして、デビューっていう話が出るんですけども、そのDEATHという名前が良くないということで、バンド名を変えろと言われたんですけど、そこでプライドが出ちゃっていや変えない、と、これが俺らのプライドなんだということで、名前を変えなかったことによって、74年、5年くらいに録音されてはいるんですが、リリースされなかったんですね。で、そのアルバムがずーっとお蔵入りにされたまま2009年に彼らが再結成したということで、それを記念してアルバムがようやくリリースされたというものがありまして、なんていうか、黒人がやっていることによって、パンクなんだけどどこかブルージーであるという、ジミヘンがパンクをやったらこうなったんじゃないかみたいな、そういったワクワクドキドキがあるわけなのでぜひとも聴いていただきたいなと思います。それではさっそく聞いてください、

DEATHで「Keep On Knocking」

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ROYさん、詳細なご説明、ありがとうございます!DEATHは、アメリカ・デトロイトで結成されたバンドで最初は、ファンクバンドだったようです。しかし、THE WHOのライヴを見て、俺たちはロックだ!と方向転換!  「Keep On Knocking」は、1975年にレコーディングされた音源ですが、リリースされたのが、なんと34年後の2009年! 〜そのリリース、再結成に至る経緯ですが、自主制作で1枚だけ世に出ていたシングルが音楽サイトで紹介され、ネット・オークションで高値が付くようになり、大きな話題となったことが 発端だとか。  

このストーリーはドキュメンタリー映画になっていて、今年1月、日本でも公開されました。タイトルは「A Band Called Death」。

では、ROYさん、THE BAWDIESの近況も教えて下さい!

さて、僕たちTHE BAWDIESですが、おととい7月の20日に、go!go!vanillasとのスプリット・シングル「Rockin' Zombies」をリリースしましたイエーイ!!このgo!go!vanillasなんですけども、僕らの弟分というか、僕らよりも若い世代とやるということで、やっぱいま若い世代というのはすごく勢いがあって、それはもうバンドだけではなくてお客さんも含め、特にフェスなんかですね、若いシーンというのが出来上がっていますので、そのシーンの外からも、やっぱ若者を刺激するようなロックンロールがあるんだということを示したいということで、デビューした当時のあの気持ちに戻ってですね、初期衝動を爆発した120%、ボゥディーズ印のロックンロールをここで鳴らさせていただいておりますので、ぜひとも心を裸にしてすべてを受け入れて聴いていただきたいなと思います。そして我々ですけども、8月の20日土曜日、「J-WAVE LIVE 〜 SUMMER JAM 2016」にも出演です、イエーイ!!

そして、さらに10月からは、このスプリットシングルを引っ提げてgo!go!vanillasとのツアーもございます。東京は10月の29日Zepp ダイバーシティ東京となっております。みなさん、ロックンロールバンドは生で感じていただくのが一番かと思いますので、ぜひともライブに遊びに来てください、よろしくお願いします!以上、THE BAWDIESのROYでした!!