
This Week's Number is・・・ 300%
「300%」これは、現在の国際観光旅客税、いわゆる出国税を来年から引き上げる場合に、政府で検討されている割合です。つまり、現状の3倍にする案がある、ということですね。現在の出国税1000円から、3倍の3000円に、ということ。
出国税は、日本人、外国人問わず、全ての人が、日本を出国する際に支払う必要があるものです。
税収は、主にオーバーツーリズム対策にあてる、ということで、具体的には、駐車場やゴミ箱の新設、交通機関の混雑緩和、観光施設への予約システムの導入支援などが見込まれます。日本人へのメリットとしては、日本人のパスポート取得の手数料の引き下げにあてることが検討されています。
Welcome to Japan、、日本へ入国の際は税金はかかりませんが日本から出国するときの税金=国際観光旅客税について、現在の1000円から3000円への引き上げが検討されています。
海外ではどうなっているのでしょう?
例えば、アメリカでは、出国の時ではなく、入国の際に必要な電子渡航認証システム(ESTA)の申請手数料を徴収しています。この金額、今年の9月末に21ドルから40ドルへ、日本円で3000円ほど引き上げて、6000円あまりとなりました。またEUも来年からはアメリカと同様の渡航認証システムを導入し3500円ほど 手数料がかかる見通しです。
*確かに、これを見ると、日本の出国税1000円は安い感じを受けますが、、、日本人へも一律で徴収される税なので、その点について どう理解を得るかが課題と言えそうです。