This Week's Number is・・・ 6%
「6%」これは。今年8月のアメリカ、ラスベガス、ハリー・リード国際空港における旅客者数が、1年前の8月と比べて減った割合です。
アメリカの観光名所で、ホテル、カジノ、コンサート会場、レストラン、コンベンションホールなどが揃うラスベガス。今年に入ってから、観光客の大幅な減少が続いていて、その数は、国際線で前年比3.7%マイナス、国内線で5.9%マイナスとなっています。
これには複合的な要因があるようで、一つは、オンラインのスポーツ賭博の普及によりラスベガスに行かなくてもいい、という状況がある。また、大規模な展示会などが減っていることで、平日にホテルを埋めるビジネス客が減少している。
さらに、トランプ大統領のもと、ビザ発給の厳格化、移民取り締まりが強化されヨーロッパ、カナダ、メキシコといった国からの旅行者が減少。アメリカ全体で、インバウンドが不振となっています。
