This Week's Number is・・・30.9 %
「30.9%」
この数字はジビエ、つまり野生の鳥や動物の食用肉の利用量が増えた割合です。この数字は、農林水産省が発表した野生鳥獣資源についての調査結果によるもので、食肉処理施設が2023年度に処理したイノシシやシカなど ジビエの量は2729トン。前の年の2085トンから 3割以上増えました。
野生のイノシシやシカによる農作物への被害が深刻化していますが、その一方で、ジビエの利用が広がりつつあることを示しています。
野生の鳥獣肉はフランス語でジビエと呼ばれ、日本でも定着。食用として利用される割合が増えています。しかし、捕獲されたシカ、イノシシのうち、ジビエとして利用されたのは、およそ1割。まだまだ広がっていない状況です。
また、もう一つの課題は、ハンターの高齢化。現状、ハンターのおよそ60%が60歳以上と言われています。