先月の訪日外国人旅行者の数は2019年の同じ月に比べて65.8％

この数字は、先月、日本を訪れた外国人旅行者の人数を、コロナ前の2019年3月の人数と比べた割合です。日本政府観光局が、水曜日に発表した訪日外国人旅行者の数は181万7500人で、4年前の3月の276万136人に比べ、65.8％まで回復。同じ調査で2月分は56.6％だったので、着実に伸びています。

また、すでに、2019年の実績を超えた地域もあって、

オーストラリアが4万5200人で2.3％増、

アメリカが20万3000人で15％増、

シンガポールが5万2700人で20.6％増となっています。

最も多いのは、韓国で46万6800人、次いで、台湾が27万8900人。ただ、4年前には70万人近く来日した中国については 7万5700人とまだまだ。

一方、3月の出国日本人数（アウトバウンド）は69万4300人と、2019年3月と比べ、36.0％。円安などの影響で運賃高騰のあおりを受けて、航空会社の日本路線の便数が戻っていないこともこの要因と考えられます。

また、空港施設や航空会社も人手不足が解消されていません。　※出国も、ちょっと時間がかかるようなので、ご利用の方は早めに空港に行ったほうがよさそうです。