This Week's Number is・・・

およそ10% 

およそ10%。

この数字は、自動車やバイクを持つ人に加入が義務づけられている 「自賠責保険」で、加入者が支払う保険料が、2023年度から引き下げられる見込みの割合です。

事故の件数などによって毎年見直される自賠責保険の保険料について、金融庁の審議会は、今年4月の契約分から引き下げる方針を 決めています。

車種によって保険料が違いますが、その引き下げの割合、全車種の平均でおよそ10%。

*交通事故の数が、以前と比べ減っている、ということですね。

交通事故の件数は、安全装置などが普及することで今後も さらに減ると見られ、保険料を値下げしても保険の仕組みを維持できると考えられています。

保険料全体としては1割ほど減額になりますが、「自賠責保険」の保険料のうち、4月から「賦課金」が増額されます。これまでも ひき逃げにあった人など保険金が請求できない被害者のための「賦課金」がありましたが、新たな「賦課金」は、これに加え、交通事故により重い障害が残る人の支援の充実、事故防止対策に向けたもので、自家用車の場合、1台あたり 一年で125円となっています。

*保険はあったとしても、くれぐれも、安全運転、お願いします。