This Week's Number is・・・
66.6%
「66.6%」
この数字は、全国の信号機のうち、 LED信号機の割合です。これは、警察庁がこのほど発表したもので、全国で使われている信号機のうち 3台のうち2台は、LEDを使ったもの、ということになります。
LEDが使われる前は、白熱電球が使われていましたが、30年ほど前から LEDの信号の整備が進められてきました。
白熱電球の寿命は、半年から1年。これに対して、LEDは6年から8年。消費電力も、LEDが白熱電球の7分の1から6分の1程度で電気代などを考えると、LEDのメリットは大きいとされています。
普及率には都道府県でばらつきがあり、東京都は100%がLED信号機。最も低い北海道では32.2%。 ちなみに、北海道の場合は、信号機につもった雪が LEDの信号機だと とけにくいという事情もあるようです。
なお、信号機に使われる白熱電球は特殊なもので国内で製造しているのは、2社のみ。将来的に 製造中止になる見込みです。
しかし、、白熱電球の信号機を LEDに替える工事には大きなコストがかかる、ということで、頭を悩ませている自治体も多いようです。