This Week's Number is・・・

9.5% 

9.5%」この数字はレトルトカレーの生産量の伸び率です。2011年と2020年を比べると、9.5%=1割近い伸びとなりました。

日本 缶詰びん詰 レトルト食品協会によると、2011年には14万9983トンだったレトルトカレーの生産量は、2020年には16万4310トン。単身世帯や、高齢夫婦をはじめ 2人世帯が増加するなど世帯構成が変化。これによって、たくさんカレーを作るのではなくレトルトを利用して必要な分だけ作る、というパターンが増えているようです。ちなみに、、そもそも宇宙食などに使われていたレトルト食品。家庭用の商品としては、1968年(昭和43年)に発売された「ボンカレー」が世界初、とされています。

レトルトカレーも多様化していて低カロリーの商品や、スパイスの種類にこだわる高級品も次々に登場「名店」の味を再現したカレーや、地域の特色を前面に出した「ご当地カレー」も増えました。

また、非常時の備えのため、常温でも食べられ、賞味期限も数年間、という工夫をしたレトルトカレーも人気になっているようです。