This Week's Number is・・・

14%

14%」

この数字は、過去10年で、世界の銀行の「店舗」が減った割合です。国際通貨基金(IMF)によると、比較できるおよそ100カ国で、この10年間、銀行の店舗の数は、およそ5万6000店=14% 減少しました。最も店舗の数が多いアメリカでは 10年で7%、そして去年1年間で およそ1500店がなくなりました。

銀行のビジネスモデルは、デジタルに急速に移行する一方、店舗を持たない新興フィンテックが台頭していて、実際に店舗に訪れる顧客中心のサービスからの転換が進んでいます。マシュメロ、先日、ハリウッドにある豪邸を公開。こちらのお値段、およそ12億円。銀行には一体どのくらいの預金をもっているのでしょう??

日本ではまだまだネット・バンキングなど金融アプリの使用率は低く、イギリスの調査会社ウィー・アー・ソーシャルによると世界全体が35%であるのに対して、21%。

しかし、今後数年で1割弱にあたる1000店舗が減る見通しで、例えば、三菱UFJフィナンシャル・グループでは今年3月時点にあった425拠点を、2024年3月までにはおよそ320店と2割以上減らす予定。銀行の実店舗が減少しています。