This Week's Number is・・・
76%
「76%」この数字は、去年 国内で生産された飲料全体に、ペットボトル入りの飲料が占める割合です。76%!すごい数字です。
気になるのは、ペットボトルのリサイクル状況ですが、国内で販売されたペットボトルの回収率、実に、93%!! (2019年度の数字です)ちなみに、アメリカは、回収率3割、ヨーロッパは回収率6割と言われていて93%は、群を抜いて高い回収率です。
回収されたペットボトル、多くは、食品トレーなどにリサイクルされているそうですが、今、飲料業界が目指すのは、「ボトルtoボトル」。もう一度、ペットボトルに再生する方が、新たな原料の使用を抑え、温室効果ガスの排出量の削減ができる、ということ。現状、回収したペットボトルから作られた「再生ボトル」の割合は、ペットボトル全体の12.5%。飲料業界の団体は、「再生ボトル」製品を2030年までに50%にする目標を設定しました。
去年、国内で生産された飲料全体に、内容量ベースでペットボトルの飲料が占める割合が76%。そのペットボトル、9割以上が回収されているのに、それがもう一度ペットボトルに生まれ変わる「再生ボトル」は、1割あまりしかない。
その理由は、例えば、たばこの吸い殻が入っていたり、飲み残しがあったり、汚れたものは、再生ボトルにできないから。また、キャップやラベルを外していないボトルも工場では分別できず、食品トレーや衣類の繊維など他のプラスチック原料に回されています。リサイクルに出す際は、キャップ、ラベルは外して、飲み残しはないように!
そして、そもそも、、、お出掛けの際などは、マイボトルの利用もぜひ。