This Week's Number is・・・

7.8%

7.8%。

この数字は、東京都内にある1983年以前に建てられた分譲マンションで計画的な修繕をしていない建物の割合です。

え?修理がされてない??

都内には、多くの分譲マンションがありますが、去年、東京都は、都道府県で初めて、老朽化の恐れがある、83年以前に建てられた6戸以上の分譲マンションに対して、管理状況の届け出を 義務付けました。

83年以前に建てられた6戸以上の分譲マンション、実は、都内の分譲マンションの4分の1にあたり、数は、およそ1万4000棟。

このうち、計画的な修繕をしていない建物が、7.8%。そもそも、修繕をアレンジする「管理組合」がない、という物件も2.2%。

管理組合はあったとしても、総会を年に一度も開いていない物件も3.4%ありました。

管理状況の届け出がない物件は、直接 マンション管理士が現地を訪れ、調べました。その結果、放置すれば管理不全となる物件は、都内に2500ほどあるとみられます。かなりの数じゃないですか?

今後、所有者の合意が進まず、大規模改修や 建て替える予定がない物件が増える可能性もあります。現状把握、そして、この状況、改善が必要ですよね。

老朽化の恐れがあるマンションで、計画的な修繕をしていない建物、、、都内に、7.8%存在します。