This Week's Number is・・・

5.2%

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この数字は、業者向け中古車のオークションの平均落札価格が、1年前と比較して下落した割合です。マイナス5.2%。 金額にすると24万7000円のマイナスでした。

中古車が安くなっています。これは、今年5月の取り引きについて、日本中古自動車販売協会連合会がまとめた数字です。

実は、中古車販売の4割を占めるのは 輸出 なんです。しかし、新型コロナウイルスによる各国の輸入禁止措置を受けて輸出が難しい状況。 これが落札価格に影響しています。1年前に比べて、マイナス5.2%。

落札額が下落していることで、出品される中古車の台数も減っています。さらに、緊急事態宣言による外出自粛によって、新車販売台数が減ったことで、下取りに出される中古車も減少。

なお、中古車オークション市場の4割を占めるという海外向けですが、大きな市場のうち、ロシア向けは徐々に回復し始めたようですが、アフリカやスリランカ向けは まだ厳しい状況。

比較的高価な中古車が売れるのは スリランカだそうで、この輸出が回復することも、価格が持ち直すポイントかもしれません。