「信号機のない横断歩道」で歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止するクルマの割合が17.1％

「17.1％」この数字は、「信号機のない横断歩道」で歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止するクルマの割合です。

え？？　歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止する車が、たったの17.1％？

8割の車は、止まらない？？？？

これは、JAF（日本自動車連盟）が、各都道府県で2か所ずつ、全国合計94か所の「信号機のない横断歩道」で歩行者が渡ろうとしている場面でおこなった調査の結果です。

あらためて確認しますが、交通ルールでは、横断歩道に近づいた車両は、横断する歩行者がいないことが明らかな場合のほかは、その手前で速度を落として進まなければなりません。

さらに！　横断歩道を横断しようとする歩行者があるときは、その直前で一時停止。その通行を妨げないようにしなければならない、と定められています。

＊横断歩道で歩行者がいる場合は、ストップしてください！

今回の調査で、全国ワーストとなったのは、三重県で、何と3.4％。3.4％の車しか一時停止をしませんでした。東京都も、5.8％とワースト5に入っています。一時停止をしないドライバーの考えとしては、

　＊一時停止をすると交通の流れを妨げるかも知れない

　＊自分が止まっても対向車が止まるとは限らない

ということだそうですが、道路交通法で、横断歩道は歩行者優先。横断歩道の手前から30メートル以内の場所では追い越しも禁止です。