This Week's Number is・・・

7.6%

「7.6%」

この数字は、道路貨物運送業、つまり、「トラック運送業」と「宅配便業」での倒産件数が 前の年から増えた割合です。

東京商工リサーチの調査によりますと、2019年の道路貨物運送業の倒産件数は196件で2018年に比べると、7.6% 増えました。

人手不足による関連倒産は、2013年に調査が始まって以来、最多の31件。

~ちなみに、すべての業種を総合したデータによると、「人手不足」による関連倒産の比率はおよそ5%なんですが、道路貨物運送業は、15.8%。3倍も高い結果となりました。

~よく言われているドライバー不足は、倒産に直結しやすいようです。ネット通販で取扱量は増えている運送業界ですが、人手不足に加え、原油価格などの要因も、収益の懸念材料となっています。

こうした中、アメリカのカリフォルニア州では、企業が配達用の自動運転車の公道テストを実施することが可能になった、というニュースも、年末にありました。

「ピザや食料品といった荷物を運ぶ車、そして、中型ピックアップトラック」、、、こうした車両について許可を得た企業は、自動運転配達のテストを 公道でおこなうことができます。

いよいよ、公道でテストですか!

現時点では、Googleからスピンオフした1社に無人運転の許可が出ているそうですが、無人の自動運転での配送の時代、遠からずやってくるかもしれません。