This Week's Number is・・・

25.2%

この数字は、2018年に、地方空港から入国した訪日客の割合です。主要な6つの空港である成田、羽田、中部、大阪、関西、神戸以外の57の地方空港から入国した訪日客は、758万人となり、全体の25.2%、前の年=2017年と比べ 11.7%増加していることがわかりました。

最も多かったのは、、、福岡空港の241万人。

つづいて、那覇、新千歳が170万人前後。

数は少ないものの、大きく伸びているのは、山形空港です。

2008年には、山形空港から入国した訪日客が、2人(!)だったのが2018年には、6550人に!台湾からのチャーター便が増えた影響なんだそうです。台湾からの訪日客には、山形から入って、東北の食や温泉を楽しむツアーが人気なんだとか。

ちなみに、地方空港からの入国者、国別で最も多いのは 韓国からで全体の42.7%。去年は、日韓の政府が対立した影響で9月にはほぼ全ての空港で、韓国からの入国者が前年を下回りましたが、ラグビーワールドカップでそれ以外の国からの訪日客は増えました。出場した17カ国からの9月の入国は、地方空港で40.6%増加しています。

また、香川の高松空港も、去年は、瀬戸内国際芸術祭が開催されたのでアジアからの観光客が大幅に増えた、ということ。

東京や京都など、いわゆる「ゴールデンルート」以外の地域を体験したい、という外国人、、、今後も増えていくでしょうし、そうなると、地方空港の存在感もさらに高まっていくかもしれません。