This Week's Number is・・・

9% 

9%」

この数字は、過去20年間で減った日本人の「時給」の割合です。時給が、マイナス9%。アルバイトなど、時給で働いている方だけの話ではありません。

この「時給」というのは、、、OECD(経済協力開発機構)の統計で、残業代を含めた 民間部門の総収入を 働き手1人の1時間あたりの金額にしたもの。2017年と1997年の20年間で比較したところ、日本は主要国で唯一の マイナス9%。他の国は伸びているんです。

イギリス87%、アメリカ76%、フランス66%、ドイツ55%、、、

いずれも増えているなか、日本は、マイナス9%。

*大企業では定期昇給などで1%台の賃上げを続けたものの、非正規社員も増え、1人あたりの時給は減りました。

*また、時給の最低水準である「最低賃金」はこの3年間で3%台の上昇が続いていますが、対象が一部にとどまり、全体を押し上げるには至っていない、と見られています。

主要国が軒並みプラスのなか、日本だけが、マイナス9%。。。