This Week's Number is・・・

11%

この数字は「パックごはん」の輸出量が 前の年から増加した割合です。全国包装米飯協会によると、2018年度の「パックごはん」の輸出量は343トンで、前の年より11%増えました。

国別にみると、アメリカが 全体のおよそ6割を占める222トンで1位。2位のタイは37トン。そして中国が31トンで前年度から倍増しています。

中国の場合、「パックごはん」は精米と違って、輸出する時に規制を受けない、という点が大きく関係しているようです。

また、保存が効くため現地在住の日本人が購入していることも影響している、と見られています。

ちなみに、国内に目を向けると、国内の1人あたりのコメの年間消費量は、この20年間で2割以上減っています。しかし、「パックごはん」の生産量は、2018年に、およそ20万トンと過去最高を記録。こちらは、20年間で2.5倍。

国内では、災害時の非常食としても注目されています。最近は、ブランド米などのバリエーションも多く、簡単に調理できるので、日常で買い置く人も多い、ということ。

「パックごはん」、伸びています。