This Week's Number is・・・

20.2%

「20.2%」

この数字は39歳~56歳の男性で、風疹の抗体を持っていない人の割合です。 39歳~56歳の男性。この世代のみなさんはワクチンの定期接種を一度も受けておらず、抗体保有率が、他の世代や女性に比べて低い、ということ。そして、全国の風疹の患者さん、今年は2400人をこえ、これは去年のおよそ25倍。その3分の2が、30代から50代の男性で、首都圏を中心に、流行しています。

さらに注意しないといけないのは、、、妊娠している女性がかかると赤ちゃんに難聴や心疾患など、障害が出るおそれがある、ということ。つまり、風疹にかかった男性が、妊婦さんにうつしてしまうと 赤ちゃんに危険がおよぶ...対策が必要です。  

厚生労働省は、39歳~56歳の男性を 公的な予防接種の対象として、来年度から3年間、抗体検査を含めた費用を原則無料とする新たな対策案を公表しました。

39歳~56歳の男性は、来年度から3年間、予防接種が無料へ、ということですが、妊娠を希望する女性や妊娠中の女性と同居している方で、自分に風疹の抗体があるのか不安な場合は、ぜひ、抗体検査、受けてくださいね。知らずに、妊婦さんにうつすと大変です。自治体の補助によって、抗体検査は無料、というところが多いようです。お住まいの地域の自治体の情報をご確認ください。