This Week's Number is・・・

10%  

「10%」

この数字は、殺虫剤の、ハエや蚊の関連商品の売り上げが1年で減少した割合です。1割減った、ということですね。産経新聞に先週、掲載された記事に、こうあります。「アース製薬によると、2017年のハエや蚊の関連商品は、2016年の売り上げと比べて10%減少。」

なぜなのか??猛暑の影響です。年間およそ1200億円ともされる殺虫剤市場ですが、近年、猛暑の影響で害虫の活動が弱まり、売り上げは減少傾向にあるそうです。そういえば、今年の夏は、蚊が少ないような気がしますね。

殺虫剤のハエや蚊の関連商品の売り上げが1年で減少した割合が「10%」、という情報をお送りしています。害虫防除技術研究所によると、国内に生息している代表的な蚊は、昼に活動する「ヒトスジシマカ」と夜行性の「アカイエカ」の2種類。25~30度で活動が活発になりますが、30度を超えると飛び回ることが減るそうです。*暑さに強い「ヒトスジシマカ」でも、35度となると動きは鈍り、日陰や葉の裏で休むことが増えるということです。蚊の寿命は、10日間程度とのことですが、30度以上の日が続くと、寿命がより短くなるようで、私たちが刺されることも少ないと感じるのかも知れません。