This Week's Number is・・・

37.6 %

「37.6%」

この数字は、全国の公立小中高校で、50歳以上の教員が占める割合です。公立の小中高の先生の3人に1人以上が50歳以上なんですね。文部科学省の調べによると、公立小中高校の教員の年代別構成は、50歳以上が25万6000人で一番多く、全体の37.6%を占めています。他の年代では、20代14.8%、30代が24.4%、40代が23.2%で、50歳以上の教員の割合が圧倒的に高くなっています。

いよいよ夏休みですが、学校の先生は、夏休みであっても部活、日直、そして研修や資料作成など、さまざまな仕事があります。こうした学校現場の長時間労働が深刻化し、教員の負担軽減が課題となっています。

ちなみに、全国47都道府県と20の政令指定都市のうち、26の都道府県と9つの市で、公立の小中高の教員が、不足していることがわかっています。少子化とはいえ、今後定年などで退職する教員が増えます。このままだと、教員不足の傾向、続きそうです。