8.9％

8.9％、というのは、何の数字なのかと言いますと、日本の地方警察官のうち、女性の警察官が占める割合です。

警察庁によると、全都道府県警に勤務する地方警察官は26万2130人で、そのうち女性警察官は、2万3410人。全体の8.9%です。警察庁は、2012年の「警察白書」で、「2023年4月までの10年間に、女性警察官の割合をおよそ10%まで引き上げる」という目標を示しました。

有識者会議からも、女性のキャリアアップを支援すること、そして、女性専用の設備を充実させることなどの提言があり、これを受け、女性の割合は、2012年の6.9%から増えています。

増えたとは言えまだまだ少ない気がする女性警察官。交通取り締まりなどでは、よく見かける気がしますが...近年、性犯罪やドメスティック・バイオレンス、ストーカー被害が増え、支援に当たる女性警察官の重要性は高まっています。さらなる女性の採用拡大や幹部登用に期待がかかります。