This Week's Number is・・・

10%  

10%、というのは、何の数字なのかと言いますと、、、「一般社団法人アニメツーリズム協会」が目標としている数字なんですが、、、2020年、政府は、海外から日本を訪れる外国人の数を、4000万人にしたい、としています。で、アニメツーリズム協会は、そのうち「10%」の人に、アニメの聖地、つまり、アニメにゆかりのある場所を訪問してほしい、という目標をかかげています。ちなみに、日本を訪れる外国人の数、去年は1973万人だったので政府は、その倍以上の目標を持っている、ということです。

そして、そのうち10%ですから、400万人の方に、アニメに関連する場所をたずねてほしい。そういう数字を目指しているのが、「一般社団法人アニメツーリズム協会」です。

実は、先月発足したばかりの団体で、理事長には、アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズなどを手がけたアニメ監督の富野由悠季さんが就任しました。現在、「おすすめの聖地」について アンケートを実施中。「四国八十八ヶ所 霊場巡り」にならって、88の場所を 聖地として認定します。

興行収入、150億円を突破!大ヒット中のアニメ映画『君の名は』

アニメゆかりの場所をめぐる旅、、、この「君の名は」の舞台とされる岐阜県の飛騨市にも多くの人が駆けつけているようです。映画のなかで、ヒロインが、「組みひも」を作るシーンがあるんですが、飛騨市で おみやげを扱う お店では、ファン向けに組みひも作りの体験を始め、多い日は、600人が参加している、ということです。

しかし、海外からのお客さまを、「アニメツーリズム協会」の目標にあるように年間400万人も お迎えするということになると、地元の受け入れ態勢も 整備する必要がありそうです。