今朝は南米ペルーです。ペルーの観光地といえば、空中都市遺跡といわれる世界遺産「マチュピチュ」が有名ですが、その入口にある街クスコからクルマでおよそ3時間の場所に大自然が作り上げた絶景があります。

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それは「レインボーマウンテン」と呼ばれているヴィニクンカ山。その名のとおり褐色、黄色、緑など虹のようにカラフルな模様を描く美しい山肌が特徴。山を覆う雪が溶けて地層に含まれる鉱物が、空気に触れて変色し、入り混じるように縞模様を織り成したのだとか。6年前にはじめて発見され、近年話題のスポットです。未明から出発するツアーでは 薄い空気の中を3時間ハイキング、標高5200メートルの展望スペースに到着します。

⚫ペルーの国民的な朝食は「パン・コン・チチャロン」。

「パン・コン・チチャロン(Pan con chicharrón)」とは、スペイン語で豚バラ肉入りのサンドイッチという意味。外はカリッとして内側がふんわりしたフランスパンのようなペルー風の楕円形のパンに、玉ねぎマリネのサルサクリオージャ(Salsa criolla)と、ペルーのサツマイモのフライなどの食材をはさんでいただきます。

塩味のきいた豚肉「チチャロン」と、甘みのあるサツマイモが絶妙なコンビネーションで、辛味調味料を添えると 後を引くおいしさ。紫トウモロコシを煮出して、果物やシナモンで味付けをしたジュース「チチャモラーダ」と一緒にどうぞ。

今朝はペルーの豚バラ肉入りのサンドイッチ「パン・コン・チチャロン」をご紹介しました。現地の小学校の給食でも定番メニューなんだそうです。