今朝はネパール連邦民主共和国です。

世界一高い山・エベレストのベースキャンプに向かうエベレスト街道。その途中にある小さな村「タンボチェ」には、朝焼けに光る8000メートル級の山々をバックに、鮮やかな赤い山門と、空に切り立つ塔が見事に映える仏教の僧院があります。

その境内では修業中の若い僧が生活しており、タイミングがあえば法要の様子を見ることもできます。

●ネパールの国民食は「ダルバート」という定食です。

20211112morning01.jpg

中国とインドの影響を受けながら独自に進化したネパール料理。中でも「ダルバート」という、ごはんと3~4種類のおかずがつくワンプレートの料理が親しまれています。豆のカレーをサラサラのスープにした「ダル」と現地のお米「バート」で、ダルバート。ほかに、副菜としてスパイシーでみずみずしい大根の漬物「アツァール」、肉と野菜を煮込んだ「タルカリ」がセットで食卓に並びます。

ご飯の上にスープの「ダル」をかけて、そのほかのおかずを乗せて食べます。

ネパールの家庭では 毎日食べられていて、野菜がメインでバランスの取れたメニューです。ネパールでは、1日2食が一般的なので、朝食もしっかりいただきましょう。

今朝はネパールの国民食「ダルバート」をご紹介しました。現地では箸やスプーンではなく、右手を使って、ごはんを指でつまみながら食べるのが一般的だとか。