今朝は西アフリカのガーナ共和国です。

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大西洋のベナン湾に面した自然豊かな国で、沿岸地域はかつてゴールド・コースト(黄金海岸)と呼ばれ、今もなお「金」の輸出が盛んな場所です。

大航海時代の幕開けの15世紀、ポルトガル人が上陸し、この地の最初の城を築きました。

その後、イギリスや北欧、オランダ、フランスから人々がやってきて、新しい城の建造や、古い城の争奪を繰り返していきました。歴史の変遷と共に、さまざまな建築様式の城や要塞が修復を繰り返すことで、現在の美しい姿になりました。今ではその城塞群が世界遺産として登録されています。

●ガーナの国民食は「ジョロフライス」です。

「ジョロフライス」はトマトベースのパエリアのような食べ物。チキンやビーフ、そして、いろいろな野菜が入ったボリュームたっぷりの料理です。具材を鍋で炒めたあと、煮込んでからお米を投入。お米は水分が少ない細長いインディカ米を使うため、チャーハンのようなパラパラとした食感が特徴です。

鍋一つで調理できる単純なレシピですが、家庭によって使う具材や味付けは異なります。共通するポイントは、トマトベースと香辛料のオレガノを使うところ。しっかりと味が染みたスパイシーなごはんは後をひき飽きず食べられ、お腹を満たします。

濃いめのコーヒーと一緒にどうぞ。