今朝はクロアチア共和国です。
クロアチアの首都ザグレブには、高さ100メートルを超える2つの塔を持つザグレブ大聖堂がそびえています。
大聖堂よりも高い建物は建築許可がおりないというランドマークで、クロアチア国内のカトリック教会総本山ともいえる存在です。
古いヨーロッパのたたずまいを残した街並みの中、もうひとつ目立つのは、高低差のある二つの地区を結ぶケーブルカーです。
わずか66メートルという世界一短い距離の公共交通機関とされていて乗車時間は片道でおよそ1分。1890年にオープンして以来、変わらない姿で運行されており、観光客のみならず、地元の人々の足となっています。
●クロアチアの国民的な軽食は「チェバピ 」です。
「チェバピ 」はクロアチアを含むバルカン半島一帯で食べられている 料理で「チェバプチチ」と呼ばれることもあるようです。
牛や豚、羊の挽肉などをスパイスで味付けし、2～3口で食べられる棒状に丸めてグリルしたもの。ポイントは2種類以上の肉を合い挽きにすることと、今が旬のパプリカのペーストを使うこと。ひと皿にいくつかの「チェバピ 」が生タマネギのスライスなどと一緒に盛りつけられ、パンにはさんで食べるのが一般的。シンプルな料理ですが、スパイスの味付けで飽きがこないのでいつの間にかおなかにどっしりたまるほど食べてしまいます。つけあわせはフレンチフライ、そして甘くないヨーグルト。
ミルクをたっぷりと入れたコーヒーと一緒にどうぞ。