今朝は台湾の台北です。

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台北市内でもっとも古いお寺の龍山寺。もともとのご本尊は観音さまですが、仏教のみならず、今では、儒教、道教などさまざまな宗教の神さまがひとつのお寺の境内(けいだい)に祀られています。その数は100以上といわれていて、さまざまな祈願について、効率良く参拝できるとされています。

家内安全、学業成就、縁結び、そして悪霊退散など、願い事がある人は、香炉にお線香をあげて祈ります。また出口付近には、さまざまなお守りも売られていて、ご利益があるパワースポットとして、特に地元の人から厚い信頼を受け、朝早くから参拝客が訪れます。

●台湾の朝ごはんは「飯糰(ファントァン)」です。

「飯糰(ファントァン)」とは台湾風の「おにぎり」のこと。蒸したもち米の中に具材を入れ、ラップで巻いたもので、かなりボリュームがある食べ物です。

ポピュラーな具材は「肉鬆(ロウソン)」と呼ばれる豚肉の繊維をほぐした甘い「でんぶ」のようなもの。それに切り干し大根や、発酵させた酸味のある葉野菜、香ばしい揚げパンを使うことも多いようです。もちもちのごはん、漬物の歯ごたえ、クリスピーなパンの食感、そして甘味と酸味とが渾然一体となって口の中でひろがります。豆乳をおともに、どうぞ。