今朝はアメリカ・アラスカ州のほぼ中央に位置する「フェアバンクス」、アラスカ州では「アンカレッジ」に次ぐ第2の都市です。

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人口およそ3万人の小さな街ですが、20世紀初頭はゴールドラッシュ、近年では原油パイプラインの拠点として重要な存在です。

しかし、なんといってもフェアバンクスの名物は「オーロラ」。北と南のふたつの山脈にはさまれた地形で、晴れの日が多いため、大空に舞う光のカーテンに遭遇するチャンスが高いのがポイントです。

オーロラを見るためには、暗いうちに市内のホテルから、車で郊外の観測スポットに移動するか、郊外のロッジに滞在して鑑賞するか、のどちらかになります。特に冬場は夜が長いこともあり、世界中から観光客が訪れます。

●アラスカ州の食材といえば「キングサーモン」です。

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一般に「サーモン」と呼ばれているのは、正式には「トラウトサーモン」という「鱒」の仲間で、「鮭」とは異なります。そして一般的な「サーモン」は体長50センチほどの大きさですが、その倍以上の大きさがあるのが「キングサーモン」。カナダやアラスカなど、特に水温が低い北太平洋に住んでいます。カラダが大きくても大味ではなく、身にはたっぷりと脂が乗っていて、現地では蒸したものやバター焼きなど、さまざまなレシピで食べられています。朝はやはり、スモークサーモンをいただきましょう。

ミルでひいたブラックペッパーをふりかけてレモンを搾る、それともハーブの「ディル」をまぶしてオリーブオイルをかけましょうか。ポーチドエッグのコンビネーションで、薄いトーストに乗せていただきます。

たっぷりのコーヒーと一緒にどうぞ。