今週、朝食をご紹介する国は、スコットランドです。

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明日の夜、横浜国際競技場で対戦予定のワールドカップラグビー日本代表とスコットランド代表。

台風19号の接近によって、明日12日に同じ横浜で行われるイングランド対フランスと、愛知県の豊田スタジアムで行われるニュージーランド対イタリアは史上初の中止となりましたが、日本代表とスコットランド代表戦は13日日曜日の当日朝に開催するかどうか判断する、ということになりました。

試合中止の場合は大会規定によって引き分け扱いとなり、両チームが勝ち点2を獲得と決まっています。

ここまでA組の日本代表は3勝で負けなし。ボーナスポイントを含めた勝ち点14で暫定の首位ですが、明日福岡県の東平尾公園博多の森球技場ひがしひらおこうえんはかたのもりきゅうぎじょうで行われるA組2位のアイルランド代表対サモア代表戦の結果内容によってボーナスポイントを含めた勝ち点を最大16になる可能性があります。

その上スコットランドが日本に4つのトライでボーナスポイントを獲得し勝ってしまうと勝ち点15となり、日本を上回る2位となります。

またボーナスポイントがない場合は同じ勝ち点14で並びますが、まずは直接対決を制したチームが上位となるため、ここでもスコットランドが2位となります。

対決するならば勝ち点2の引き分けか勝利が必要でまさにベストエイトに向けて「負けられない戦い」となりそうです。そんなスコットランドの食べ物を今朝は食べ尽くしてみましょう。

●そんな、スコットランドの朝はオートミールのお粥「ポリッジ」。

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一般的にイギリスの朝食はおかずの品数が豊富で「フルブレックファスト」とも呼ばれますが、特にスコティッシュ・ブレックファストが一番のボリュームです。

マッシュポテトに小麦粉を混ぜて平らにのばし焼いた「ポテト・スコーン」や、豚の血が混ざったソーセージの「ブラック・プディング」がスコットランドならではのおかず。

卵料理やベーコン、ビーンズなどと共にお皿に盛りつけられます。

そんなおかずとともに欠かせないのが「ポリッジ(porridge)」という「オートミール」のおかゆ。「オーツ麦(えん麦)」は寒冷な気候のスコットランドで栽培しやすく、近年は食物繊維だけでなく、たんぱく質、カルシウム、鉄分などを多く含む、健康食品としてあらためて評価されてきました。

そんな「ポリッジ」が目の前に届いています。

これは、日本...勝てるんじゃないか?(笑)

はじめは食物繊維100%の味と感じたが、食べているうちに...なんかクセになる。う~ん、美味い・・・けど、マズいな・・・。

イングランドではハチミツなどで甘く仕上げるのに対して、スコットランドでは塩味にするのが一般的なのだそうです。

ラグビーワールドカップ、スコットランド戦は、日曜日、午後7時45分、横浜国際総合競技場でキックオフです。

無事に開催できればいいのですが・・・

Morning Table、来週もお楽しみに。