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今朝は地中海にある島国、マルタ共和国です。

古代から様々な文明や民族が行き交うマルタ島。

コバルトブルーの美しい海だけでなく、数千年の歴史が感じられる街のたたずまいも魅力のリゾートで、世界中から観光客が訪れます。城塞に囲まれた首都のヴァレッタは街自体が世界遺産。そして、地中海の新鮮な魚介類が楽しめるシーフード料理のレストランなども軒を連ねます。

島の南東に位置し、首都からバスでおよそ1時間弱の距離の港町マルサシュロックには赤、青、黄色などカラフルにペイントされた「ルッツ」と呼ばれる伝統的な漁船が湾内に停泊しています。

日曜日の朝には近海で獲れた魚や、野菜、スパイスなどを売るサンデーマーケットが開かれていて、地元の人々を中心に賑わいます。

●マルタの朝ごはんには、「パスティッツィ」が欠かせません。

「パスティッツィ」とは、手のひらサイズのパイのこと。中味はリコッタチーズか、えんどう豆のペーストのどちらかが一般的です。サクサクのパイ生地は外がパリッと軽く、噛むととろりとした食感がクセになる定番の朝食メニュー。街のあちこちに専門の屋台やお店「パスティッツェリア」があります。

朝早くからオープンするパン屋さんのショーケースにも必ずといっていいくらいさまざまな「パスティッツィ」が並ぶほど。

中には、マッシュルームやほうれん草、チキンなどをつつんだものもあって、こぶしほどの大きさでもしっかりと食べごたえがあります。テイクアウトして食べ歩きはどうでしょう?

搾りたてのフレッシュなオレンジ・ジュースと一緒にどうぞ