20190712mo01.pngのサムネイル画像今朝はブラジル連邦共和国です。

先月からビザなしでの渡航ができるようになったブラジル。前回のオリンピックが開催されたリオデジャネイロは、青い海とコパカバーナのビーチでおなじみのブラジルでも最もポピュラーな観光地といえるでしょう。街の南に足を伸ばしてみましょう。グアナバラ湾に突き出す半島に海抜396メートルの小さな岩山、ポン・ジ・アスーカル(Pão de Açúcar)がそびえています。「砂糖のパン」という意味で、砂糖貿易が盛んな頃にその名前がついたとか。2つのロープウェイを乗り継ぐことで頂上に登る事ができ、リオの市街地をはじめ、湾内を横断する長い橋、ヨットハーバーなどを見渡せます。特に飛行機が間近を通って着陸していく様子は圧巻で、もうひとつの有名な丘のコルコバードより空いているので、観光の穴場としても知られています。

●現地の朝は「タピオカ」ではじまります。

​タピオカといえば、ドリンクをイメージすると思いますが、ブラジルのタピオカはクレープのような食べ物のこと。

タピオカの原料は「キャッサバ」という種類の芋で、粉状のものに水を混ぜ、フライパンで焼いて生地を作ります。焼いたお餅のような、粘り気のある食感のタピオカの「クレープ」に、さまざまな食材をはさんで食すのが現地の食べ方。最もシンプルなのは、バターだけを塗って巻いたモノですが、朝の屋台の人気メニューは「ロミオ・エ・ジュリエッタ(Romeu e julieta)」。グァバの果実をペースト状にして煮詰めた「ゴイヤバーダ」とフレッシュなミナスというチーズのペアをはさんだ甘じょっぱいメニュー。

たっぷりとお砂糖を入れたカフェ・オレと一緒にどうぞ。