今朝は茨城県の西側にある古河市です。
お花見シーズンの今の時期、一般的には桜をイメージしますが、ここ古河市では「桃まつり」が行われ、人々でにぎわいます。江戸時代初期の藩主、土井利勝がここに桃を植えさせました。当時の古河藩では、燃料になる薪が乏しかったので、成長が早く、果実を食べることもできる「桃の木」を選んだとのこと。
「桃まつり」のイベントが行われるのは広大な古河総合公園。ここにある「ハナモモ」は、花を観賞するための品種で食用にするは、果実はちいさいものが植えられています。花の色や開花時期が微妙に異なる5種類の「花桃」が咲き乱れ、先月下旬から会場をピンク色に染めています。また園内には重要文化財などの貴重な史跡も保存されています。
●茨城県は全国一の「卵」の生産量を誇ります。
古くから養鶏業が盛んな茨城県。豊かな自然の中、栄養が豊かなエサを与え、ニワトリにストレスをなるべく与えない環境を整え、安定した品質を保つため、きちんと管理が必要です。コクのある黄身、ハリのある白身、濃厚な味が魅力。都内の高級寿司店などの卵焼き、またこだわりのスイーツなどにも選ばれるブランド卵が茨城県で生産されています。朝は目玉焼きやオムレツなどの卵料理もありますが、産んだばかりのフレッシュな卵を使った、とろとろの「ポーチドエッグ」をいただきましょう。それともシンプルに卵の旨味をたっぷり味わえる、「たまごかけごはん」で、いただきましょうか。
炊きたてのごはんの上に生卵を割って、どうぞ。